あらすじ
日本における核密約を詳細に暴き、アメリカの核政策の最前線をレポート。「核持ち込み密約は外務官僚が管理――歴代四次官が証言」など核密約に関する一連の報道で、2009年度平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)受賞のジャーナリストが、スクープの全貌を初めて明かし、「核なき世界」への未来を展望する。
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Posted by ブクログ
読んでみたい本
・村田良平回想録
・アトミック・ゴースト
見てみたいウェブサイト
・ノーチラス研究所
・アームズ・コントロール・ワンク(核関連のサイト)
・グローバル・セキュリティー(アメリカの軍事を扱う専門サイト)
・民主党への政権交代直前、日本外務省から、在米日大使館の秋葉が米戦略委員会と協議し、日本として米国の核抑止力に大いに期待している旨、理路整然と表明。これを米国の核のタカ派は利用して、核軍縮に向かおうとしていたオバマ政権に待ったをかけようとした。
本書を読んで知ったのは、密約と呼ばれるものには幾つかあって、有名な沖縄密約もあるが、本書では「核密約」について焦点があたっている。
・事前協議の対象=核持ち込み=核の陸上配備=核搭載艦の寄港は協議対象外という図式は日本側も知っていた。