あらすじ
◆書籍概要
――会場にいる全ての故人に挨拶をしてきてください。
その日は大雨で、客の入りがほとんどない、いわゆる楽なシフトの日だった。
先輩から変わった日払いのバイトを教えてもらった主人公は、好奇心を刺激され、
「葬式に行って会場内の全ての故人に挨拶をする」ことにする。
会場には年齢も性別も死因もバラバラな複数の棺桶が並んでいた。
主人公は棺桶の横に佇む人々から、故人との思い出をひとつずつ聞いていくが、
残された人々の様子はおかしく、故人にはなにやら共通項があるような――。
ホラーモキュメンタリー作家・くるむあくむの最新作。
◆目次
開式
第1話 怪異屋敷
第2話 水の渇き
第3話 キャラメル
第4話 やりかたいろいろ
第5話 祖母の風呂
第6話 赤茶の耳栓
閉式
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
面白い短編ホラーモキュメンタリーでした。フィクション作品ですが、日常に紛れ込む歪みが引き起こす不気味さが全面に出ていて、近しい経験があるからこその想像の容易さが恐怖を沸き立たせてきます。
しかし、各章の繋がりがありそうでない(と思われます)。終盤でも、その不気味さを助長させる形として終わります。真相が明らかになるということはないので、なるほど感がいまひとつ足りないところがネックな作品といえるのではないでしょうか。
個人的には、その部分が自分の想像を刺激してくれて大変面白かったです。
Posted by ブクログ
サクッと読めてずっとキショい。いいホラーです。
モキュメンタリーホラーが爆流行りしている昨今、モキュメンタリーというものをフィクション作品として活かすぞというフェーズに入ってるものが出てくるとほんまに嬉しくなるのですが、これはそれでした。
モキュメンタリーの味付けをしたホラー小説として書かれていて好感がもてる。
導入から結末までの流れも綺麗で、視覚的に想像しやすくて、キッショい映像が脳内でずっと流れている。これくらいの軽い感じでここまで気持ち悪くさせてもらえるのってありがたい。
Posted by ブクログ
1回3万円のバイト。
やることはシンプル。
ただ、葬儀に参列するだけ。
貴方は行きますか?
終始不気味な雰囲気が漂う本だった。
とにかく不気味。
終わり方もぬぺっとした感じでスッキリしない。
ただ、そこには色んな思惑が感じ取れた。
個人的には現代の闇バイトに通ずるところがあるなと思った。
Posted by ブクログ
集団葬儀を行う目的についてはわかったが、まぁ特に一つ一つのエピソードに伏線回収やオチというのはなかったので普通。
一つ一つのエピソードはそれなりに面白かった。
Posted by ブクログ
サラサラと読み進め。
ホラーなのかな?
本読む前にイベントを知り、イベント行きたかったけど行けなかったからこちらを読んでみた。
実際にみたほうが怖い思いはできたかも。
Posted by ブクログ
新鮮で面白かったけど、自分の読解力ではラストがよくわからないストーリーが多かった。
変な体験をした人たちの末路を集めただけ?何か繋がってるのか?
亡くなったおじいさんに取り憑かれた子(?)の話は、自殺防止本の中に入水の事例として書かれてたか…?(一部違うみたいだけど)
耳栓おじさんは少し切なかった。なぜああなってしまったのかが気になる。
「この人たちはまだ生きている」
「証明写真を入れて自分の葬儀をあげる」
どういう意味なんだろう?イベント行けば分かるのだろうか?
でも棺の人の末路を小説で見てしまったあとだと、
実際に小窓開けるの怖すぎるな…特に最初と水のやつ。
音聞こえるやつもやばそう。
「或るバイトを探しています」は、当時モキュメンタリー自体をあまり知らなかった自分にとっては新鮮だった。
内容自体は、自殺を止めに行く人の話しか覚えてないけど…
無料だからイベント行ってみたいけど怖すぎる!
ビビりな自分は行っても行かなくても後悔しそう…