あらすじ
この行為は、結婚という契約を遂行するためだけのもの。それなのに、どうしてこんなに胸が切ないんだろう――…。
平民出身のミアは幼い頃に治癒魔法が発現したことで家族に売られ、王宮で聖女として激務を強いられることになった。それから十数年、平民出身のせいで貴族聖女や第二王子に虐げられ続けたミアは、ついに聖女の治癒魔法に欠かせない魔法器官を壊してしまう。その事実を知った第二王子は「"廃棄聖女"はいらない」とミアを王宮から追い出し、通称・切り裂き辺境伯と野蛮な噂が絶えないギルバートの元へ嫁がせるのだった。
"廃棄聖女"であることを隠し通そうと誓うミアだが、ギルバートは噂とは違う穏やかな人で安堵する。しかし、結婚式でギルバートから「この結婚に愛はない」と冷たく告げられてしまい――…。
捨てられた健気な聖女×本心を隠す訳あり辺境伯が、お互いの心を少しずつ溶かしていく執着シリアスラブファンタジー。
感情タグBEST3
ミア
平民の家に生まれたミアは、聖女の素質があったため、金に目が眩んだ父親によって王家に売り飛ばされました。王宮では聖玉を作らされる毎日でした。ミアは酷使された結果、魔法器官が壊れてしまいました。役立たずとなったミアは第二王子の命令でグェイン辺境伯の元に嫁ぐことになりました。グェインは「切り裂き辺境伯」と呼ばれている人物でした。辺境伯領に向かう途中で悪党たちに襲われましたが、グェイン自らが助けに来てくれました。初対面のグェインは恐ろしい異名を持つ人物とは思えない雰囲気でした。ミアはこの結婚で幸せになれるのでしょうか?
匿名
愛されない
幼い頃 家族に愛されたいが為に聖女の力に目覚めたヒロイン。父親にお金欲しさに王宮に売られてしまって、平民聖女として一日中労働させられて、身体を壊してしまい聖女の力を失ってしまいます。悪評高い辺境伯にお嫁に行くように強制されます。ヒロインの不幸の連続に読んでいて、胸が苦しくなりました。