あらすじ
大人気! ドタバタファンタジックコメディの番外編がついに登場!
妖精の国の王女・アリルは、その繊細さゆえに世界のすべての悲しみを嘆き、泣いてばかりの毎日。いとこのヴィネドは、なんとかアリルに強くなってほしいんだけど…!? 本編ではいじわる妖精だったヴィネドの幼少時代を描く表題作「アリル」のほか、ハルシュの人間時代(!)のお話「妖精の石」や、ルグの弟子のお話「魔法使いの内弟子」も同時収録! あのゆかいな彼らの、ちょっぴり切ないストーリー集。
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Posted by ブクログ
「午後のお茶は妖精の国で」の番外短篇集で、本編の登場人物の過去とか周辺人物のお話ですね。
やっぱりいつもの遠藤節で、クスっとするお話、フェイントをかまされて切ない気持ちにさせられるお話とか、イロイロです。
Posted by ブクログ
「内弟子」みたいなバタバタも好きだけど、「妖精の石」の容赦の無さも好き。そういうのをもう少し長めのページで読みたいなあ。
辛辣な本心も赤裸々にセリフにしつつ、明かしにくい優しさをそっと添えるやわらかさが好きなんだ。うん。