あらすじ
時間に吟味された古い本を読むほうが、評価が定まらない新しい本を自分で吟味するよりも有意義だ。ゆっくり味わわないと取りこぼしてしまう事柄がある。話題ばかりを追い求めて、焦って流し読みする消化不良の読書にNOを言おう!
著者が店主を務める東京都・吉祥寺にあるよみた屋は、すべての人のための総合古書店である。心理・思想・趣味・アートの古本、少し手に入りにくい変わった古本をずらり並べた書棚は圧巻だ。
「読む人がいるかぎり、本と読者をつなぐ通路になる」「流行や権威に左右されることなく、どんなジャンルの本でも、どんな著者の本でも扱う」をモットーに古本を仕入れ、1冊ずつ丁寧に販売する店主が書きためてきた古本屋の表と裏の話を公開する。
古本の魅力や読み方、古本の仕入れ、独自の陳列、販売の基礎、店づくり、経営のモットー、古本屋のこれから、開業する心構え――。読書好きや古本屋を始める人に送るよみた屋流の古本屋経営ガイドであり、ゆっくり読書術=古本のスローリーディング宣言の書。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私は近くのBOOKOFFをよく利用しています。
この本を読んで、「なるほど!」と合点がいきました。欲しい本を探しやすいこと、本が綺麗なこと、訪れるたびに新しい発見があって楽しいこと、また来たいと思えること、、、
個人で経営している古本屋さんには、それぞれ強い分野があって、それも興味深いです。
(ここから引用)
お客は、「信用を本で買ってくれる」のです。だから、古本屋が本当に買い取っているものは、本そのものよりも、本に込められた思いです。
(引用おわり)
「本が好き」という気持ちで繋がっている心地よい空間は、私にとって、かけがえのない場所だとあらためて感じました。
スローリーディング、いい言葉ですね~。