あらすじ
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動物たちの不幸をなくすために…。「いのちの教室」から生まれた絵本
2025年の環境省の発表によると、全国の犬・猫の殺処分数は2023年度で9017匹。
年々減少しているものの、まだまだ多くの命が失われている現状があります。
そうした殺処分数を少しでも減らすために、多くの保護団体が直接保護をしたり、保護動物の譲渡を行ったりという活動をしています。
この絵本の著者も、殺処分の現状を調査・検証し、啓発活動を行っています。
また、動物にも感情があり、ペットは飼った瞬間から家族と同じ存在になるということ、ペットを使い捨てにしてはいけないことなどを伝える「いのちの教室」を様々なところで行ってきました。
この絵本は、その「いのちの教室」の中で、理解の一助として流されていたアニメーションをもとに、新たに描き下ろしで作られた作品です。
この絵本には、愛した家族から見捨てられ、それでもなお、家族を慕い信じたペットたちの悲しみが描かれています。
未来を担う子どもたちが、動物の命を人の命と同じように感じ、ともに良きパートナーとして生きていけるよう、そして、その想いによって1匹でも動物たちを殺処分から救えるように、ぜひ、ご家族で読んでいただきたい絵本です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
かわいらしい絵からは想像もつかない、まさかの悲しい現実の世界のお話。これからペットを飼いたいと思っている方、そうではなくとも多くの方に一読して、「人の命も動物の命も、同じひとつの尊い命である」ということを改めて感じて欲しいと思います。
幼稚園児の娘は、途中から理解できず話の展開についていけずにいましたが、説明をしながら読み直したら、悲しくなって泣いてしまいました(^-^;
Posted by ブクログ
残念ながらハッピーエンドではないです。
2度読み返すのを躊躇うくらい残酷な現実を描いています。どいかやさんのイラストはとても温かみのあるやさしい絵だけど、それが余計つらかった。
子どもにも大人にも読んでほしい!