あらすじ
イスラエルは,占領下のパレスチナを兵器や監視技術の実験場として利用し,それらを各国に輸出して世界の紛争・弾圧に加担している.秘密文書,貴重なインタビュー,現地取材を通じてベールに包まれた究極的な支配モデルの実態を暴き出し,イスラエル式のエスノナショナリズムが拡散しつづける恐るべき未来への警鐘を鳴らす.
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Posted by ブクログ
イスラエルが周辺国家に戦争をけしかける理由を経済的動機から考察していく一冊。現在のイスラエルは軍事関連の製品を輸出することで経済的に成功している国となっている。そのパフォーマンスを披露する場として、パレスチナを選択しており、武器の破壊力だけでなく、情報戦を進める上でのデバイスなどの有効性を示している。昨今、米国が世界の警察をやめたことで、自分の国は自分で守るという意識が強くなっている中で導入する候補としてわかりやすい成果を示しているイスラエル製品が人気を得ているというのが本書の主張である。現在起きているイラン戦争も宗教的な理由だけでなく、火種を生み続け軍事輸出国としての地位を確立するための布石としての意味合いが強いのかもしれない。