あらすじ
恋愛と治療、結婚と回復……。症状に苦しみながら、当事者たちはどうリカバリーし、そしてパートナーと出会ったのか。
恋愛や結婚に不安をもつ当事者の方、また周囲で支える家族や支援者の方向けに、当事者と専門家がチームを組み、時に優しく時に真剣にアドバイスを贈る。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
支援者が語る言葉のもつ影響力について考えさせられた。
恋愛や結婚、子育てなどを大切な価値とする人に対して、その人の価値観を受容すること、支援計画に落とし込める引き出しを増やすことを今後の自身の目標としたいと思った。
Posted by ブクログ
独身未婚中年男性の自分が読んでみました。
事例のほうは、今ひとつ雑ぱくな感じでした。
当事者の皆さんの座談会がおもしろかったです。座談会が男女混合で、読み始めたところは「これ男女別のほうがよかったんじゃね?」と思いましたが、会が最後に進むにつれて、なるほど、これは男女混合でやった意味があったなと思いました。
正直、議論というほどの密度の高さはなかったものの、ここがスタートになるんだなと思いました。
性経験のほとんどない自分からすると、性行為依存症になってしまう人たちの感覚がさっぱり理解できないのですが(男の自分がそれをやってしまうと、どう考えても被害を被る女性を作ってしまうので、被害女性を生んでしまうなら自分が我慢すればよいし、そこまでヤりたいとは思わない)。ここに登場している当事者の皆さんのほうが、自分より性体験は多いんだろうなと思ってしまうあたり、自分自身にも差別意識があるんだろうなと思い苦悩してしまいました・・・。
同意の問題もありますし、これからはちゃんと女性とコミュニケーションを取れる男性しか性交渉のできない時代になっていくんだろうなと思う今日この頃です。