あらすじ
1962年8月刊行『アメイジング・ファンタジー』#15でのスパイダーマン衝撃のデビュー作と、1963年3月にスタートした個人誌『アメイジング・スパイダーマン』10話を収録!
その誕生から、バルチャー、リザード、Dr.オクトパス、エレクトロなど宿敵たちの初登場エピソードが満載!
当時のコミックブックに掲載されていた告知コーナー、スタン・リーによる序文、初登場回の原画とその解説など、貴重な資料も入った永久保存版が、豪華ハードカバー仕様で登場!
そして歴史的名作の邦訳を手掛けるのはアメコミ邦訳の第一人者、小野耕世。すべてはここから始まった!
収録: AMAZING FANTASY #15(1962), THE AMAZING SPIDER-MAN #1-10(1963-1964)
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Posted by ブクログ
「マスターワークス」の名を冠しているだけでも特別な一冊であることが分かる。順番に読むことが難しいアメコミの中で、「最初の11冊」を順番に掲載している作品が今刊行されるというのはどれだけ貴重か。オリジンだけなら他の邦訳でも読めるが、スパイダーマンの初期ヴィランの初登場回が読めるというのは実にありがたい。バルチャー、サンドマン、ドクター・オクトパスと今でも著名なヴィランが多数存在する。
解説書では刊行当初の年代を中心とした年表が表されていて、時代背景とともに理解することができてよい。1960年代のティーンエイジヒーローが生み出された理由について考えることができる。おすすめの一冊。