あらすじ
毎日山を歩いていると、いつの間にかその道に合った呼吸や体の動きをするようになっていた。技を磨くには、特別強くなったり、他人のまねをする必要はなく、ただ、一生懸命練習すればいい。同じことを繰り返すことで、技は磨かれていくんだよ。人生の予期せぬ出会いって、鮮明に印象に残るんだな。「何月何日に通るからみんな待ってましょう」と前もって計算されたものじゃなくて、偶然の出会いや出来事が、人生では大切なんだと思うよ。そういう偶然を活かすことを、思い切ってやってみることだよな。千日回峯行を二度満行し、その後も、日本、そして世界を巡礼するなど、歩くことにこだわり続けている酒井大阿闍梨。歩くことで学んだこと、見えてきたこととは何か? 「現代の生き仏」が語る人生の知恵。『人の心は歩く早さがちょうどいい』を改題し、新たに震災後のメッセージを加えて発刊。
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Posted by ブクログ
プロティアン(自律的)キャリア 生き方そのものだなと読んでいて感じた。
人生の本線を決める
行動してみる
感謝をする
続けること
今を生きる
呼吸と心と身体を整えることを意識したい
Posted by ブクログ
悩んでいることのヒントを得られる本。
流石は色々な事を経験して、
偉業を達成した僧侶だけあって、
書いてある事はシンプルだけど、
とても普遍性と深みがあり、
読めば色々な気付きを得られる。
行き詰ったらまた読んでみよう。
Posted by ブクログ
信仰心ある方のお言葉は我々日常の生活を客観的かつ科学的にみつめて説かれるので説得力があります。
著者自身、信仰の世界に入られたのが40歳のころですから、それまでの人生の浮き沈みを創造するにはたやすく、故に言葉の一つ一つに深い含みを感じました。
物事がうまくいっていないときに読むと肩の力が抜けます。
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今はダメだからと言って諦めずに、ダメなりに生きていけばいいんだ。寄り道したからといってもがいても仕方ない。寄り道をしてたどり着いた場所には、どこか必ず新しい場所へ抜ける道があるから、そこをゆっくり探していけばいい。
本当に、心の支えとなる言葉が他にもたくさん。語りかける口調のままの文章で、余計に心に浸透してきます。良い本に巡り会えました。
Posted by ブクログ
とりあえず行動すること。なるようにしかならない。迷ってるんだったらとりあえずやってみれば?って感じ。
のこのこ歩いてるだけでもいろんなことが起こる。道が懐かしくもなる。なにかしてれば何か起きるんだ。なにかしてさえすればいい。いや、なにもしなくてもいいか。何かしてたら何か起こる可能性が高くなる。
ハングリー精神があれば何かを成し遂げるって。ハングリー精神か。常に向上心ってこと?成長し続けようとすること?ゆっくりでいいから成長し続けたい。
これをやろうと決めたらそれをやる。考えすぎない。これキーワードかも。考えすぎない。
人間至る所青山あり。郷里を出て、大いに活躍すべし。
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呼吸を整えると心が整う、というのはヨガと同じことを言っている。年をとっても技で乗り切ることができる。その技を磨くには、特別強くなったり、他人のまねをする必要はなく、ただ、一生懸命練習すればいい。同じことを繰り返すことで、技は磨かれていくという言葉が響きました。
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どんな状況でも、心次第で幸せになれる 人生の「本線」があると、生きるのが楽になる 歩くことは、行動を起こす出発点 呼吸を整えると、心が整う
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お坊さんの本というので、生き方に迷ってる自分には
ちょうどいいかなぁ?と思い読みましたが
ちょっとイメージと違っていました。
各文章が、今までの実績・経験が書かれていて
最後に手本となる考え方が書かれていました。
でも、え?! そういうこと?! と思ってしまうような
締めくくり方が多く、最初のうちは非常に読みにくいです。
後半に入ると文章自体にまとまりが出てきた感じで
ウンウン、ソウソウ、そっかぁ!と様々なヒントが
受け入れやすく書かれてあります。
こと、第5章は、非常にわかりやすく
お坊さんらしい心がほぐれる内容が多く
非常に参考になりました。
また時間があるときに読み返してみるかなぁ?と思わせます。
ただ、様々なことに迷われてる方にとっては同じ著者の本
「今できることをやればいい」のほうが、すんなり入る内容かもしれません。
Posted by ブクログ
・いつでも今を大切にし続けることが一番大事なことなんだよ。
・いろいろ考えちゃって、「もうダメです」っていう人もいるけどさ、そうなったら、新しい道を見つければいいんだよ。
・ハングリー精神がある人には、やっぱり物事をやり遂げる心の強さがあると思うよ。
・呼吸を整えると、心が整う。
・不幸だとか苦労しているということは、前向きに幸せになる前兆なんだからね。
Posted by ブクログ
「今はダメだからといって諦めずに、ダメなりに生きていけばいいんだ」
めまぐるしく変化する現代で疲れた人の心を癒すやさしい言葉が語りかけるような文体で書かれています。
「あぁもう駄目だ」と思ったときに読むと前向きになれる一冊。
Posted by ブクログ
酒井雄哉さんの書籍を読むと、なんだか要らんことを忘れるというか、頭の中を一旦、空っぽにしてくれる。そんな新たな気持ちが湧いてくるのは不思議なところ。時間を忘れたいときには、オススメの一冊。