あらすじ
10代に贈る「一生役立つ考える力」
「概念」を巡る思考と哲学の入門書。「悩みの正体が分かる」「気持ちを伝えられる」「理解力が伸びる」…概念を使えばいい事だらけ!
“考える力”を育てるレッスン。
この本は、「概念」という少し難しく聞こえるけれど、じつは誰もが日常的に使っている“考えること”を、もっと上手にできるようになるための入門書です。
著者は、概念の使い方を「ジャンプの仕方」にたとえます。多くの人が自然にジャンプができるけれど、もし体操の先生に教わったなら、きっと、もっと高く美しく飛べるようになりますよね。
同じように、「考え方」を学び、概念をきちんと理解し扱えるようになると、モヤモヤした感情や難しい話題も、自分の言葉で整理し、伝えることができるようになるのです。
本書では、概念と直観の違い、思考の階層構造、他者との共通点の見つけ方などを、哲学の知見をベースにしながら、柔らかく丁寧に解説しています。概念的なものへの理解が急激に深まっていく10代に、世界の見え方が少し変わる考え方(概念的思考)を送ります。
学校などでも意外と教わる機会のない「考え方の使い方」。 それは、これからの時代を生きるすべての若者にとって、一生の武器になります。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ありのままを見ているつもりで、実は人それぞれ違う。
『概念』という眼鏡を通して世界を見ている。
◇◇◇
【タイトル】13歳からの概念思考
【 著者 】哲学者戸谷洋志
【 出版社 】大和書房
◇◇◇
『普通』とは。
『正義』とは。
『理念』とは。
『ご縁』とは。
あなたの答えと私の答えは全く違う。
それこそコロッケにかける調味料、目玉焼きにかける調味料ほど違う。
塩、醤油、ソース、はちみつ、柚子胡椒⋯etc.
そこに決まった答え、正解はない。
誰もが正しい。それぞれの回答がある。
◇◇◇
『ご縁』なんて科学的ではないけれど、存在すると信じてしまう世界があって、そこに存在するロマンは確実にある。
不安定ないい加減さ、世界の多面性。
形がないものを言葉にする。
言葉よりももっとふわっとしているもの。
それを『伝える』こと。
妥協。諦める?⋯違う。
受け入れること。
概念という世界をつなぐのは言葉であり、伝えるという行為。
◇◇◇
考え始めたらそれこそ地の果てまでいってしまいそうなほど。しかもそこは行き止まりがない。
不思議な宇宙のような世界。
眠れなくなるほど面白い概念思考の世界へ、この本に誘われてみませんか✧
Posted by ブクログ
おそらく13歳の頃に読んでたら爆睡してたであろう本だけど、それから数年から数十年たって、ただふらっと立ち寄って思いがけなく手にとって読んでみたら、なんだこれ面白いぞと。
概念思考、、、常識を問い直すこと何かがおかしいという経験から始まる。
なんとなくをそのままにせず、言葉と概念を使って、自分の頭で考える力を身につける1冊。
Posted by ブクログ
うーん なんか思ってたのと違ったかも
子供向けに「概念」っていうのがあるよってわかりやすく書いただけの本だった
ところどころ出てくる「AはBだからCである」みたいな話が、結構本当にそうかな?みたいな弱さを感じてしまい 全体的に何が言いたいのかもよくわからなかった
最後のAIのくだりも「AIはすでにあるデータのアウトプットしかできない=概念思考はできない」って話だけど、実際AIと話してると嘘やバグみたいなのめちゃめちゃあるし、AIが概念で思考してると言えなくても人間からみたら概念思考(新しい概念で考える)してるって言えること絶対あると思うんだけど
人間も結局すでにあるデータから思考をしてるし、その辺の違いを語れるほどその分野に精通していなそうだなと思った。