あらすじ
ハナのいる「ビッグ・バレル」を目指すエンノイア。ガンマ線バーストに科学で立ち向かおうとする地球連邦政府。世界は終わらない。だけど、物語は終わる――。11年にわたり連載されたSF巨編、ここに堂々完結!
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Posted by ブクログ
未レビュー消化。世界、神、宇宙、自分のなかで一番考えがしっくりくる近未来SF作品。様々な世界の闇、悪徳が蔓延り、神の選択までもが今ある世界を残し旅立っていくなか、それでもその世界で生きていくことの大切さを教えられました。作中で描かれた数多の絶望にこちらもダメージを受けるようなストーリー。特に好きだったのは6~8巻のヘレナがでている巻、エリヤがどうやっても変えられない悲劇、怒り、愛を知った大切な期間を描いていて感情移入しまくりでした。遠藤浩輝の感情を綴ったあとがきも魅力があって、6巻の感情の植民地化、1巻の他の作品からのつぎはぎ論とか毎巻楽しみに読んでました。なんにしろ僕はこの人の考え方や思想が大好きみたいです。
Posted by ブクログ
連載時は難しくて展開が分からなくなる部分もありましたが、今回久々に全巻いっき読みしました。
重要人物が次々と死んでいったり、予想外の展開がかなりありましたが、そういう部分も含めて面白い作品でした。
世界観、キャラクター、絵、全部好きです。またこういうSFっぽい話を描いてほしいな。
Posted by ブクログ
後半から、「これは多分、『幼年期の終わり』的なカンジなんだろうなー」と思っていたんですが、更に終盤に近づいて、「そうじゃなくてもっとしっくりくるSF小説があったはず。もちろん、道具立ては違うんだけど……ほら、あれ。アレ!」と思っていたものを、やっと思い出しました。『ブラッド・ミュージック』です。
『EDEN』の作者は、途中でやや迷走したと自身でも書いてますが、確かにそういうニュアンスは受けました。
ただ、11年もの長きにわたり、連載漫画という形で書いているんだから、そんなの当たり前です。
直接的な表現も多々あって、好みは分かれるところかと思いますが、私はこの漫画は好きです。
残酷でどす黒く血腥く、でも哀しくて美しい世界観とでもいうか。
夢見がちじゃないのもいい。
エリヤの成長に目がいく
最終巻なので、あらすじはいらないはず。
何度読んでもエリヤを好きになれなかった
若い時は勝手なことするな!と思いながら読んでいた
今見たら子供だなぁ…って思った。
多分自分の中ではエノアが主人公なんですね、エリヤが大人の階段を昇る姿とか興味無かったんや
とかいいつつ何度か読む…が、エリヤを好きになれない。
このテイストで進んでいたら…と願う1巻を読んで、18巻のエノアに会うために、全部読んでいるんだと思う。
その位エリヤが嫌い…というより、自分がまだ受け入れられないんだなぁ…と毎回思う。あの「めんどくさい」はマジでこんな奴いるいる!でした。
しかしながら、10代の時と30代の時では印象が違う。
10~20代の時は、作者の描く男主人公がまず好きになれなかった。人の話聞けや!お前のプライドは誰の助けにもならんわ!みたいな。
今はこんなもんだなぁ…と思う。ヘレナさんが怒らない気持ちも分かる。(ほんと?
まー実際、最後の方はエリヤくん空気なんで、もうちょっと頑張って欲しいよね。
好みの問題ですが、エリヤが主人公じゃなかったら人に進めてた。
こんなにエリヤ嫌いなのになんで読むの?って自分でも不思議ですが、エリヤが嫌いなだけで、エリヤから目線を外せば間違いなく面白いです。
短編やオールラウンダーを読んで、先生の描く男の主人公に、読者の女性は共感できるのか?聞いてみたいです…私はまったくできなかった。
でも絵柄と話は好きなので、新作呼んでみようかなぁ…。
最後に、買おうか迷ってるなら、ちょっと聞いて欲しいことが。
人ってこんなにいたんだ…ってなる。
PS ケンジ幸せになれよ!
Posted by ブクログ
色々と脇道にそれながらも、政治、宗教、科学、様々な視点から物語を構築していて個人的には非常に好きな作品。筆者が考える世界の課題を書きなぐった作品というイメージ。思いに突き動かされた反面、迷走している感もあるけど、出てくるキャラクターが皆魅力的。もう一回読み直したらさらなる発見があるはず。いい漫画だ。
Posted by ブクログ
終わった!!
というか、ようやくそろった!そして読み終わった!
思考する人間の行き着くところってやっぱり似ている。
そして必ず科学がかかわってくる。
なんでかって問うまでもなく、科学こそ一番の夢だからなんだよなあ。
「なんで?」「どうして?」の結晶体。
人間はいつまでも見えないものを見えるようにしたがるんだろう。
ラストのラストで強引なのはご愛嬌ということで。
Posted by ブクログ
だんだん話が科学的な方向に向かっていって難しかったのですが
人間が生きる意味だとか人間のエゴだとかを問うた深い作品だと思います
ただエロ・グロがキツイので苦手な人にはオススメできません
メカ好きとミリタリー好きは是非
個人的には毎巻の作者のあとがきもお気に入りです
イブニングにて同作者のオールラウンダー廻が好評連載中です
面白いですよ
Posted by ブクログ
最終巻のみ登録。正直地球規模の話は必要だったのかな?アウトローな話で終始して欲しかったのが本音。設定などはかなり細かく好きな人には好きかも。
個人的には泥臭い人間を描いてくれた方が好き。
Posted by ブクログ
巻末の筆者の近況報告が一番面白いかもしれない(笑)
綺麗に終わったがだらだら感はある。
1巻と18巻だけで良かったという他の方のレビューには、ああ慥かに、と思ったり。
けど娼婦に恋する主人公の若さは楽しかったかな。
魅力的なキャラクターは多い作品だった。