【感想・ネタバレ】インサイトのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この本で出てくる事例に関しては古いので
正直そのまま流用するわけにはいきません。
(まあ某アイスに関してはこの当時でもクレームものだった模様)

だけれども、本音の部分を探ることによって
揺り動かすものがあるのは事実です。

それと変わらないことがここにはあります。
我が国の人(むろん私も)だけど
広告に関してはまあ警戒心は強いこと。

それはその広告で嫌なことがあったのも
あるのでしょうね。
内情と離れている奴もありますし!!

それと「~のやつ」というのは
以外にも結構あったりします。
ほら、社名挙げてもらえない製品、あるよね?
あれです。

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2022年11月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

事前の購入意向と実際の販売に大きな乖離がある。

■インサイトは消費者の平均値ではなく,ある個人の気持ちを解釈することである。

■消費者はホンネを話してくれない。一つの理由は,自分が気づいていないことは話せいないということだ。歯ブラシをいつ,どこで買ったか思い出す事はなかなかできない。無意識でやっていること,意識したこともないようなことは話しようがない。


■色々な発見を一つのストーリーとして繋げていくのがコツである。


■ケーススタディ
セルビデオ(ディズニーと思われる)
お母さんがTGT,独身OLはこの作品の映画館での来場者の中心であり,購入意向は高いが,他にお金を使うところがありすぎて購買には結びつかない。

ホンネ
1.自分が見たい
2.子供が喜んでみるかどうか
3.家族みんなで楽しめるかどうか
4.ビデオはベビーシッター代わりになる

↓ キーインサイトはどれ?

「家族みんなで」,「何度もみる」
家族みんなでビデオを見ている幸せな家庭が目に浮かぶ。

何度もみるから,ベビーシッター代わりになるからと,こちらの方が安上がりです,というアプローチは,お母さんの愛情を踏みにじるような連想がはたらくので,ダメ。


シリアル,ハーゲンダッツ,シック,スキー場(トマムと思われる)などのケーススタディが実践的。

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2018年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一番響いたのは35Pにある
「ただ、人はアタマだけだなくココロで行動する」
という言葉でしょうか。

本のタイトルであるインサイトという言葉は
「消費者の”ホンネ”であり、”心のホットボタン”だ」と本書には書かれている。

理屈的な宣伝文句よりも、ユーザが何を求めているか。
しかもその「求めているもの」はユーザ自身が気付いていないことも多いという。

ユーザ自身が気付いていない、ホットボタンのスイッチを入れることが売れる製品の宣伝には必要不可欠ということであり、インサイトをうまく掴むことが出来れば競合製品との差別化が行えるということを例に交えて書いてくれていました。

インサイトを考えるフロー
・どう思ってほしいのか(ポジショニング)

・そう思ってもらうために、どうするか(プロポジション)

・消費者のどういう木本を活用できるか(インサイト)

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2011年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

■感想
インサイト初心者にとって、やるべきことのイメージを作るのに効果的でした。すぐ読めて、要点もすぐ掴めます。ただ、事例が古いです。仕方ないですが、そこだけ、気になりました。

■要諦
・インサイトとは、本音。心のホットボタン。押すと態度を変え、本音を話す
・インサイトはさまざまなレベルで存在。ブランディングがハイレベル。その下のレベルだと、マーケティング。広告ならshick、製品ならグリーンティ、価格だとハウスウェディング。
・ホットボタンを押すのが、プロポジション。戦略上の答えであり、相手を口説く提案である。インサイト、クリスマスの特別感、プロポジション、毎日がクリスマス。インサイト、人剃りで切れるのが、理想のカミソリから、プロポジション、ひと剃り。
・ベネフィットを中心としたポジショニング設定ではダメ。美味しいというポジショニングがあって、そのために、インサイト、プロポジションを経る。グリーンティー、濃い緑。プディング、パティシエが作ったプディング。
・インサイト起点の発想の副次的効果。売上とブランディングを早期に両立して達成できる。
・良いインサイト、人を味方につけられる。「おもしろい」インサイトを見つけ出し、おもしろいと感じてもらう。
・インサイト発見のプロセス。テーマ、目的決め→ターゲット絞る→ホンネを引き出す→使えるインサイト、キーインサイトに絞る→マーケティング活動に落とし込む、ポジショニングマップ。 

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2020年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・インサイトと向き合うことで、分析データに「従う」のではなく、「活かして創造する」ことをやっていきたいと思った。
・本著で紹介されている顧客インサイトの捉え方は、自分のインサイト(願望、本質的なのぞみ)探しのヒントにもなると思う。
・今回だけに限らず、知らなかったフレームワーク(捉え方の枠)を知ると、普段の生活において見えてくるものが広がるなぁと思った。

インサイトとは顧客の「ホンネ」の事で、特に購買に繋がるスイッチとなるホンネのことを指す。
消費者分析と異なり、顧客はアタマだけでなく、ココロで行動する(論理的でない)と捉え、捉えるには数字だけでなく、感受性と直感が重要。

・インサイトとは、
ー消費者のホンネ。誰もが心の中で思っている気持ち(全員ではない)
ー探ることは知的冒険ともいうべき楽しい側面がある
ー平均値を出すのではなく、もっと本質的な共通点を見つけること

・今、消費者は機能ではなく、自分の気持ちをよくわかってくれるモノを選ぶ
・消費者分析との違い
ー人の捉え方が根本的に違う
「人は論理的にアタマで考えて商品を買う」→「直感や気持ちで商品を買う」
ー人をどう知りたいかが全く異なる
出発点は人の関心や気持ち。その後、製品と結びつく接点(ホットボタン)を見つける
ー人を量的に数字で分析するか、質的に解釈するか

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2019年05月08日

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