あらすじ
ワキから始まる、異色バディ4コマギャグ!
ホームセンターでアルバイトをしながら、
漫画家を目指す「篠原さん」。
人見知りが激しく接客も苦手、
仕事の要領もべらぼうに悪い…。
そんな彼女を救うため、
ワキから現れたのは8歳のくのいち──!?︎
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Posted by ブクログ
この『忍ばれさん』、クセが強いんじゃぁ。
しかし、ギャグ系の漫画で、クセが弱い作品は、果たして、面白い、と他の漫画読みにお勧めできるだろうか?
私は、この『忍ばれさん』を自信を持って、他の漫画読みに読んで、と脇へそっと挟める。小田扉先生の作品や、『とくにある日々』で笑いのツボが刺激される人に、ぜひ、薦めたい。
まず、この表紙からして、インパクトがありすぎる。この表紙を見たら、思わず、手に取り、「面白いのか?」と考え、漫画読みとしての勘に従うべきか、それを己に問う者は、間違いなく多いだろう。
一般人の生活に忍者が関わり、一変するって感じの作品は、割と珍しくないだろうが、その忍者が主人公の脇に居つくってのは、斬新を通り越して、作者の正気を疑ってしまうレベル。
しかし、そのイカれっぷりこそが面白いのだ、この『忍ばれさん』は。
ギャグ漫画ってのは、こうゆうのでいいんだよ、と言わせるだけの力を確かに持っており、次巻以降を読むのが楽しみだ。
いんなが、忍者らしさ云々の前に、結構、ヤバい寄りの人間性をしているってのも、気持ちの良い笑いを生んでくれている。
これから、いんな以外の忍者も登場するんだろうか、と期待が膨らむ一方で、いんなみたいに個性が濃い忍者が増えたら、ツッコミ役である篠原さんの負担は倍増しそうだな。
私的に推したいキャラは、凡俗な見た目に反し、中身が、いんなとは違った意味合いでヤバげな半田くん。どう考えても、一線の向こう側で生きてきた、もしくは、現在進行形で生きている人間だよな、彼。『サザエさん』に登場する堀川君よりは、ちょいっとマシなレベルの半田くんが、(2)でどう、篠原さんをゾッとさせるか、楽しみ。
この台詞を引用に選んだのは、思わず、惚れてまうやろぉ、と返したくなるほど、カッコ良さが決まっているモノだったので。
昨今、人里にやってきて猛威を振るっている熊も、このように熱血さを身の内に秘めた紳士であれば、殺されるか殺すしかないか、まで人間に追い込まれる必要はない。
果たして、この熊ニキも、(2)で再登場できるんだろいうか?
「分かってるんだ、死んだフリしてるって・・・だから、お前は生きている!生かされているってことだ。それを自覚しながら、生きてみろ!死んだように生きるんじゃねぇぞ!」(by熊ニキ)