【感想・ネタバレ】中国 真の権力エリート―軍、諜報・治安機関―のレビュー

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Posted by ブクログ

中国に批判的で好戦的な記事ばかり書くと思っていた、まさにその記事を書いていた産経の記者だが、中国に優越感など感じることなく、等身大で向き合う親中家だと思いました。記事のために危険な目にも遭い、批判すべきような相手とも付き合い、自腹でお土産を買って地道に取材対象を開拓する・・。中国の報道官は日本の記者の記事をよく読んでいて、どの記者がどの程度人脈があって、ちゃんと取材をしているかどうかも見極めている、香港の新聞を読んで記事を書いているやつは見透かされている・・。勉強を続け、出会った人々を尊敬する著者にとても好感を持ちました。出会った人も、著者も素晴らしいのだと思います。

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2014年11月15日

Posted by ブクログ

第2章に出てくる記者の取材に対する妨害は酷い.自分の国の内実を知られることが嫌なのは分かるが、実態を様々な面から見ることの重要性を中国首脳は気がついていない.大国である資格はないと考える.官僚の蓄財も常軌を逸している.中国の悪い面ばかりを強調した本だが、かなりの部分は真実だろう.

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2013年04月17日

Posted by ブクログ

著者の10年にわたる中国体験・取材に基づいた実録。
自らの手足で共産党幹部のかなり深部まで入り込んでおり、迫真に迫る。
尖閣での一触即発を見事に予測しており、興味深い。
日本人の普通の感覚では全く理解できない中国の現実を抉り出しており、隣国の実態と戦略を知るという意味でも、本書は非常に良いと思う。
自分の中国赴任時期とも重なっており、納得しながら読めた。

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2013年02月24日

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