あらすじ
日本人だけが知らない、日本カルチャーの「世界標準」がここに
放送後大きな反響を呼んだNHKスペシャル「新ジャポニズム」シリーズ待望の書籍化。『進撃の巨人』に自らの境遇を重ねるウクライナの女性、インドの少女がボーカロイドで作曲をする日常、世界中に広がる「居酒屋」、日本の職人技と世界のトップブランドとのコラボレーション――世界の街角やネット空間のいたるところで、なぜ今、日本発のカルチャーが熱狂的に受け入れられているのか。ディレクターによる豊富な現地ルポに加え、各カルチャーの世界展開に深く通暁した識者らの書き下ろし解説で立体的に描き出す。日本人だけが気づかない日本カルチャーの魅力と特質をひもとき、もっとも身近な「世界の教養」を体感する。
【内容】
第1章「マンガ」 解説:中山淳雄
第2章「ボーカロイド」 解説:柴 那典
第3章「日本食」 解説:村田吉弘
第4章「デザイン」 解説:ロッセッラ・メネガッツォ
総括 佐々木俊尚
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Posted by ブクログ
日本が世界を魅了する漫画、ボカロ、和食、デザインを各4章と区切って紹介していく。日本に居住していても感じる外国人による日本観光ブームは、円安による一過性のブームだけではないと感じており、世界各国においてアニメや和食についても一過性の流行ではないとは感じていた。しかし日本に暮らし当たり前のようにそれらの文化に接していると、日本の本当の良さは分からなかった。しかし本書においては、外国人識者による客観的な解説や外国人の生の声から、娯楽を超えて日本文化が海外に根付き、外国人の手によって進化していることを形として理解できる内容であった。また日本の文化がどのように国内で発展して今に至るか、なぜ外国で受け入れられるに至ったかが体系的に説明されており、自分の国の形を知る上で参考になる一冊であった。