【感想・ネタバレ】ニューアベンジャーズ:エブリシング・ダイのレビュー

あらすじ

激突する宇宙! 「インカージョン」とは何なのか!?


ワカンダで起きた異変を受け、秘密結社イルミナティが再び召集された。

ブラックパンサー、ネイモア、Mr.ファンタスティック、
Dr.ストレンジ、アイアンマン、ブラックボルト、そして、キャプテン・アメリカ。

人知れず、地球の危機に対処してきた彼らだったが、
地球に迫る新たな危機は、イルミナティすらも予想だにできない規模の大異変だった。

「インカージョン」なる危機の真の姿とは何なのか?

クロスオーバー大作『インフィニティ』へと続く超宇宙的抒情詩が幕を開ける!

【収録】NEW AVENGERS #1-6

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Posted by ブクログ

多元宇宙の崩壊現象「インカ―ジョン」の脅威とそれに対処する各界を代表する者の秘密結社「イルミナティ」…というだけで盛り上がりそうな人にはお勧めしたい。少なくともわかりやすい魅力が多い作品だと思う。次元同士の衝突による対消滅、というどうにもならない現象に最善を尽くそうとするメンバーの思いがじっくりと描かれていので、彼らのヒーロー性を疑うことなく読めるのが良い所だ。ただ、どうしてもヴィランとの戦いにはあまりならないので綺麗なアートの割に絵面が地味になってしまうし、絶望的な展開過ぎて乗り切れないのもある。
ただ、それだけ破天荒なことをやっていても、これまでの歴史をしっかり扱う、という武器がある。イルミナティが関わった過去の事件とはイルミナティそのものの構成も、メンバー間の関係性も何もかもが違う。そう言った点をわすれずにしっかりと意味のあるものとして描いている点は評価したい。
なお、バリアントカバーがどれも芸術的で魅入る。この邦訳版の表紙に使われたもの以上に魅力的なものがたくさんあるのでぜひ見てほしい。

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2016年11月06日

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