【感想・ネタバレ】世界最強だった日本陸軍 スターリンを震え上がらせた軍隊のレビュー

あらすじ

日米戦争における日本の最大の悲劇は、日本が戦争に負けたことではなく、アメリカから一方的にやられっぱなしの、あのようなぶざまな負け方をした、戦闘内容のレベルの低さだった。これがいまだに日本人の潜在意識の底に尾を引いている。──本書「序文」より旧ソ連の秘密文書公開によって、ノモンハン事件がじつは日本陸軍がソ連軍を圧倒した勝ち戦だった事実が明らかになった今日、昭和史は大幅に書き換えられなければならない。……スターリンは恐怖に震え上がった。じつはソ連はすでに日本に停戦を申し入れていたのだが、日本から回答がないのを見て、焦慮のあまりついにドイツに泣きついたのである。日本が「恐ソ病」にかかっていたのは事実であるが、ソ連はそれ以上に「恐日病」にかかっていた。──本書「第一章 ノモンハン」より当時世界最強だった日本陸軍が、なぜ太平洋戦争に敗れたのか。その答えにこそ「昭和史の謎」を解く鍵がある。

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Posted by ブクログ

海軍善玉・陸軍悪玉論に反論している本。
ソ連や共産主義に対する脅威や恐怖も論じていますが
海軍の山本五十六をこき下ろしていることも
含めて、この一冊だけでは、信じることも
難しいかなと思います。ただ、一つの考え方であることは
よくわかります。

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2013年04月04日

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