あらすじ
いくら嫌いな相手でも、グッとこらえて愛想笑い……職場や日常生活で厄介な人間関係に悩まされている人は多い。いったいなぜ「あの人が苦手」なのだろうか? 本書は、心理トリック研究の第一人者である著者が、性格と相性のメカニズムを心理学的に分析。苦手なタイプの性格と思考パターンを明らかにし、上手なつきあい方を具体的にアドバイス。 会った回数と好感度は比例する/不安なときにやさしくされると好きになる/並んで座れば親密に/髪をいじるのは好意の表れ/自尊心を守るために嫌いになる/卑屈な人は誰にも心を開かないetc.人間を支配する「好き」と「嫌い」の心理法則を紹介。「口うるさい人には強気な意見が効果的」「自慢好きの人はおだてて利用」「自分勝手な人には集団で対抗」など人間関係をスムーズにして、ストレスをスッキリ解消する方法が満載! ガンコな上司、イヤミな同僚、生意気な部下、ワガママな恋人に手を焼いている人の必読書!
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Posted by ブクログ
ブックファースト限定復刊ということで買ってみた本。
はじめに単純接触効果や類似の法則などなどの心理学的豆知識を解説し、次に実際の生活場面でウマが合わないのはなぜか、どうしたらいいかを説明している。
類型論によって解説がされているのはよく見るけど、実際の行動傾向から類型を推測して、対応を考えるというのはわかりやすいかも。
ビジネスシーンと恋人との対応が主だったけど、やっぱり問題となるのはこの2つなんだろうな。
さらっと読めておもしろかった。
Posted by ブクログ
何故あの人とはウマが合わないのか?何故人を嫌いになるのか?
「ウマが合わない人」との付き合い方を説いた一冊。
「嫌い」という感情の自己分析を踏まえた上で、改めて付き合い方を考える必要があると筆者は述べる。
同族嫌悪なのか、嫉妬・妬みなのか、相容れない価値観なのか。
それらを確認した上で、相手を許容するか否かの判断をしましょうという論調。
しかし、結局理性の強さが必要不可欠なのではないか?とも思ってしまい、少し悶々たる心境。