あらすじ
俗物仙女と不埒な妖魔の中華ファンタジー!
地上で千二百の善行を積む旅を続ける仙女の翆簾(すいれん)と、大妖・崋山(かざん)。十年目にして晴れて恋人同士となった二人だったが……? ことあるごとに甘く口説いてくる女慣れした崋山に、究極の箱入り生活を送ってきた恋愛初心者の翆簾はドキドキ・イライラ大忙し! そんな中、翆簾を溺愛する師・二郎真君(じろうしんくん)が、西王母(せいおうぼ)と玉帝(ぎょくてい)の夫婦喧嘩の仲裁を崋山に頼んできて!? 知られざる崋山の過去とは? 「好きだから不安になる」それぞれの恋の試練!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
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Posted by ブクログ
2巻目。面白かった。
晴れて恋人同士になったはずの翆簾と崋山でしたけど、技芸団のお姉様たちから、ろくでもない男の話を聞いて、その男の様子=崋山もぴったり当てはまる・・・ってことで、またいらないことしたりして、いい雰囲気はどこえやら?
そんな中、西王母と玉帝の夫婦げんかの仲裁を頼まれた二人ですけど、恋を知った翆簾が西王母の気持ちを考えて突っ走って、ぐちゃぐちゃにしながらも解決したのは、スッとしました。
最終的には崋山には二郎真君の他に、またライバルができてしまったみたいですけど、翆簾と崋山の関係がちょっと進展したのはよかったかな。
次巻も楽しみにしてます。