【感想・ネタバレ】池上彰の宗教がわかれば世界が見えるのレビュー

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Posted by ブクログ 2023年09月30日

各章の中で特に勉強になったのが、神道とイスラム教。特に神道は「目から鱗」(この言が新訳聖書から、というのも初めて知りました。)。神道の柔軟さ、イスラム教の分かりやすさ。また、各章のまとめが非常に良くて、さすが池上さん。最後の養老先生との対談も秀逸。良い本に出会いました。

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Posted by ブクログ 2023年09月27日


池上さん自身には賛否両論あるかとは思いますが、初心者向けの宗教解説はピカイチでしょう。
定期的に宗教の話を忘れ、立ち返る際に読み直しています。

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Posted by ブクログ 2021年11月23日

audiobookで聴きました。
日本人は、無宗教というけれど、無宗教の「無」は、仏教の「無」だという。
目からうろこが落ちた気がした。
確かに、日常生活の中に、仏教と神道が溶け込んでいる。
宗教というと、キリスト教の毎週日曜日に協会に礼拝に行くとか、イスラム教の1日5回礼拝をするといったことを思い...続きを読む出す。
それに引き換え、日本人はお寺は葬式、神社には正月と厄年に行く程度で、なんと不信心だなと思っていた。
でも、神様や天国、地獄といったことが、無意識のうちにいろいろな判断の基準になっているのかもしれないなと思った。

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Posted by ブクログ 2021年05月23日

初めて宗教についての本を読んだが、宗教は各国民性を作り上げ、歴史からも切っても切り離せない存在で面白いものだと思えました。
他の池上さんの本も是非読んでみたいと思いました。

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Posted by ブクログ 2019年11月19日

これまで世界の宗教について興味があり、色々な本を手にしてきたが、学生時代にロクな勉強をしてこなかったため、どの本も何となくしか理解が出来なかった。
そのため、ジジイにもなって恥ずかしながら宗教の入門書がないか探し始めた。
入門と言えば池上さんだろうと勝手に思い、手に取ったのがこちらの本。
これまであ...続きを読むまり対話形式の本は好まなかったが、この本は違った。
自分の知識が全くない、という理由も大きいとは思うが、池上さんが私レベルの質問を繰り広げてくれる内容だったため、楽しくあっという間に読み理解することが出来た。
この本は2011年の東日本大震災後に出された本であったが、全く問題なかった。
この本を読んだことにより、登場した識者の皆さんにも興味が湧いたので、この方々の本も今後、読みたい。
池上さん、ありがとうございました。

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Posted by ブクログ 2019年08月08日

2019/8/8
池上彰さんが世界の宗教に切り込んで解説してくれた一冊。世界三大宗教に対して一般の人々が持っているイメージを、その宗教に詳しい人に聞いて疑問を解決してくれるような対談形式になっているところも魅力的だと思います。
池上彰さんの問いは自分たち日本人が宗教に対して感じていることや持っている...続きを読むイメージを代弁してくれているような感じでとてもわかりやすかったです。また、この本を読むことで宗教についての理解が少しは深まるのではないかと思います。
他の国の宗教観念と日本における宗教観念の違いやそれぞれの国、地域でその宗教が信仰されている背景にあるもの、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、仏教のそれぞれの違いや歴史、考え方の共通点や違い、それらが現代の世の中を生きる人々にどのような影響を与えているのかということです。
また、そんな中での日本の宗教地についての考え方は一体どうなっているのか。宗教にはあまりこだわりがないところがすでに日本に宗教が浸透している証拠であるというような考えも書かれています。宗教は死後の世界をどうするのか、どうやって死ぬかを考えること、それはすなわち現代、現在をよく生きることにつながるという最後の養老さんとの対談は読んでいて面白かったです。
この本は入門編だと書いてありました。もう少し深く調べてみたいなと思います。

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Posted by ブクログ 2024年03月06日

日本ほど宗教が自然に根付いている国は珍しい。日本は無宗教というが、この場合の無は、仏教における無である。日本人に宗教は根付いていて、それを意識しないだけ。目から鱗が落ちた。養老氏の独自の境地から語られる物事の考え方、捉え方、感覚にはいつも驚かされる。

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Posted by ブクログ 2022年06月15日

読みやすくて分かりやすい。
いろんな宗教に詳しい人たちとの対談集。
日本人の「無」宗教は仏教的「無」だという話が刺さる。
ないのでは、ない。

宗教は「よく死ぬ」ための予習、死を考えることは、結局どう生きるか。

ふむふむである。

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Posted by ブクログ 2021年08月11日

 イスラム教に関する対談は、今日世界が直面する問題に斬り込んでいる。「イスラム共同体は派として73に分かれて、そのうちの一つだけが正しい」というムハンマドの言葉は、後世に火種を残した。
 7つの対談のトリを務める養老孟司の話はよかった「(日本人の)無宗教の『無』は、仏教の『無』」、原理主義の落とし穴...続きを読むについての見解等々。

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Posted by ブクログ 2021年07月11日

世界の宗教と日本人の宗教感に触れる事が出来ます。宗教を知るための導入本ですが、内容はしっかりしています。
10年前の書籍ですが、団塊の世代が人生末期に向かう事、若年層が無縁社会で生きる事と宗教との関係を考察しています。

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Posted by ブクログ 2021年01月17日

日本人の宗教観とは?が言葉にされていて、わかりやすかった。
対談形式なので知識が多く記載されているわけではなかったが読みやすかった。
次は仏教の体系についての本を読んでみたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年12月09日

池上さんによる非常にわかりやすい宗教の本。
日本人にとっての宗教とは?世界における宗教の役割とは?など、対談形式でわかりやすくまとめられています。
日本人にとっての宗教や、神道との棲み分けとか、日本人が発する「無宗教」の意味するところなどが、日本人のぼんやりとしている宗教観を適切に表現されているよう...続きを読むに思いました。
最後の養老孟司さんとの対談が興味深かったです。あの池上さんが、養老さんを前にして生徒のようでした。団塊の世代が高齢になるにつれて最期をどう迎えるか、寺や神社が果たせる社会的役割とか、本書のタイトル以上に、社会について考えることができる内容だと思います。

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Posted by ブクログ 2020年08月11日

それぞれの宗教の違いや共通点が理解できた。日本人が無宗教に見えるのは、生まれながら神や宗教を尊重する力や文化があるということだ。人々は今も昔も宗教ととともに生きていることがわかった。

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Posted by ブクログ 2020年07月13日

宗教について無知だったので、大変参考になりました。
特にイスラム教やキリスト教のプロテスタントとカトリックの違いについて知れたと思います。
ユダヤ教についても詳しく知りたくなりました。

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Posted by ブクログ 2020年04月25日

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、神道について基本的考え方や始まった経緯について勉強になった。

宗教や世界史について正直全く興味がなかったので元々知識はほとんどなかったが、宗教が世界の人々の生活や考え方に影響を及ぼし、中東情勢など国々の対立にも影響を与えていると知り世界をみる目が変わった。
...続きを読む
日本の神道、キリスト教、仏教が入り混じった生活も日本人の昔からの生活や歴史によるもので、私のように無宗教であることが特異なことではないことを知ることができた。この本の中でいえば、やはり神道の考え方が普段の私の生活態度に近いように感じた。

どの宗教においても、人々は神を拠り所にしてきたこと、宗教の教えの中で生きるコツを教えて癒しを与えてきたのだなと、それが宗教の役割であるのだと感じた。

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Posted by ブクログ 2020年03月04日

単純に宗教について勉強になった。
神道だけでなく世界にあるさまざまな宗教を知ったうえで人に接することが違いを理解したり受け止めたりできる素地になると思えば自然に星4つ!!

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Posted by ブクログ 2019年11月22日

葬式は生きている人のためで自分(死んだ人)があれこれ言うものでもないという考えは同感。


コーランの姦通罪と天国観について性欲は根源的なことで楽しむべきだけど、野放しにするとそっちに夢中になって、神のことなど忘れてしまうからと書いてあるけど、
神のことを人間が他のことに夢中で忘れたとして、神にとっ...続きを読むてなにか不都合でもあるのかな
いまひとつ絶対的な一神教の感じがわからない。

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Posted by ブクログ 2019年11月11日

さすがの池上さん
宗教をしっかり勉強して噛み砕いて説明してくれる
この本から宗教に入って良かったと思った

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Posted by ブクログ 2019年06月12日

世界の宗教感がわかります。もちろんすべてではないですが。
日本人の宗教に対する感性はすごくしっくりくる

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Posted by ブクログ 2019年01月31日

人はどうして原理主義の落とし穴にはまるのか?
→これが絶対に正しい、ということを置いておく方が、いちいち自分で判断するよりも面倒が少ない。それでいつでも人間は原理主義を必要とする。

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Posted by ブクログ 2018年12月11日

世界の宗教の違いがおおまかにわかると同時に、日本人の宗教観についても考えさせられる。一時期、人生の拠り所を宗教に求めたことがあるけど(宗教団体に加入するとかじゃなくて、自分の考えの軸として宗教の教義に頼るとか、生きる答えを見つけるためという感じ)、どれもピンとこなかった理由が、この本を読んでなんとな...続きを読むくわかった気がした。

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Posted by ブクログ 2018年10月20日

キリスト教、イスラム教、仏教、神道、宗教全般について分かりやすく解説。また、各宗派の専門家、僧侶、神職との対談をする。団塊の世代が死に支度をするために宗教に関心が向いているとか。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年05月05日

 宗教は、何を目的に生まれたのであろうか?現代の日本より生きることそのものが難しかった時、人々の心を救い活力を生み出すために生みだされたのではなないだろうか?

 しかし、現代社会において、ある宗教は、その宗教をこれっぽっちも信じていない独裁者や組織の道具として使われ、多くの救われたい人々の心を入り...続きを読む込み洗脳する。

 人々は、だまされているとも知らず、既得権益を守り勢力を拡大しようとする者や組織のために、時として命すら捧げる。そんな風に見える。だからと言って、人々が信じているものを心の中から消し去ることはできない。

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Posted by ブクログ 2023年06月28日

四大宗教について、生と死の捉え方について、様々なインタビューから自身の考察を交えたジャーナリストらしい著書でした。
『死んだらおしめえよ』まさにこれ。
上手く言い表せないのが宗教で、自身も崇拝するものは何も無い。考え方の一つとして、また救いを求めようとした際に寄り添ってくれるものが教えなのだろう。

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Posted by ブクログ 2021年07月11日

宗教がわかれば世界が見える。そのとおりなのだろうが、この本を読んだだけでは宗教はわからないしべつに世界は見えてこない。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、神道、大枠のイメージを掴んだうえで興味のフックを探すという点では面白い話はいくつかあった。
池上彰さん自身の年齢もあり、また元が文藝春秋の連...続きを読む載なのでしょうがないとも思うが、死に近い老人からの視点で多くをまとめてあるのは気になった。
団塊の世代が「死」の準備をする時期になったため宗教への関心が高まったと池上彰さんは言うが、現代の若者にもなぜ宗教的関心がある人が多いのかをもうちょっと掘ってほしかった。

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Posted by ブクログ 2021年04月01日

各宗教の関係者との対談の形で、その宗教の概観と現代と関係性がさらっと読める、いい本。
分かり易さはさすがですねー。

日本の宗教観が端的に示されてて、なるほどー!てなりました。
・日本人の「無宗教」の「無」は仏教の「無」であり、宗教は体に沁み込んでいて意識されない。
・「場」に対する宗教性を持ってい...続きを読むる。(お寺でも神社でも教会でもモスクでも尊さを感じとれる。)

個人的には養老孟司との対談がいちばん面白かったかなー。
久し振りにちゃんと頭使った気がします。

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Posted by ブクログ 2020年06月09日

第 1 章以外は雑多なインタビューの寄せ集め。だけど、仏教や神道についてはあまり知らなかったので、そこそこ興味深く読めた。
日本人は無宗教ではないという主張が繰り返されていたが、無宗教があたかもいけないことであるかのような前提が疑問符。

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Posted by ブクログ 2020年01月28日

池上さんと各宗教の専門家などとの対話がメイン。どのように死ぬかがどのように生きていたかたに繋がる。宗教が現在どのような役割を果たしているのかも知ることができる。ある程度の宗教知識があると面白い

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Posted by ブクログ 2019年03月13日

入りはすごく面白かったが、池上彰の解説を期待していただけに、インタビュー対談に飽きてしまった。インタビュー対談を含めたまとめたわかりやすい図解があったらより理解出来たと思う。

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Posted by ブクログ 2019年01月20日


2019年5冊目。
世界の三大宗教のほかに、ヒンドゥー教、ユダヤ教、バラモン教、神道についても概説的に復習できた。
各宗教の教義だとか関係性だとか、上座部仏教と大乗仏教の違いとか、むかし習ったのにすっかり曖昧になっていたけれど、ざっくり整理できた。
日本人の宗教観に関するさまざまな指摘には、「なる...続きを読むほど」と思うところも多々あった。

興味深いところに付箋紙で印をつけたり、メモを貼っておいたので、世界地理で宗教を扱う前に、もう一度かいつまんで読み直したい。

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