あらすじ
アタシアキ歳? 23彼氏? まぁ当たり前にいる彼氏の名前?トモアタシ頭空っぽに見えるらしいんだけどホントに空っぽみたいなでもそんなアタシがトモに出会って変わったみたいなそんな話…。句読点も段落もない…衝撃の新文体で繰り広げられる、実話を元にした激情ラブストーリー!
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Posted by ブクログ
『あたし彼女』はやっぱ外せない。文学が担うべき永遠の仕事が「書くこと」「生きること」「愛すること」をその時代にいちばんぴったりな言葉で形にするということに集約されるのだとしたら、21世紀・日本で今作を越えられる文章にぼくはまだ出会ってない。第3回ケータイ小説大賞受賞作。
Posted by ブクログ
冗談半分で夜読み出したら、
超つまんないのに読み続けちゃいました。
不思議不思議、みたいな。
主人公の女の子の考え方が序盤からぎゅるっと変化していくものの、
それについていけない。
変化が唐突だったり、それまでの自分から脱却することが
簡単にできているように読めてしまい、そこに人間性を感じられません。
流れも携帯小説らしく、超ありきたりな展開を組み合わせただけですが、
恋空同様、今時の若者の心をつかむにはこれを読まないとはじまらない!?みたいな。
そんな自分に刺さらない内容でも、最後まで読んじゃったのは、
やっぱりこういう恋愛ものにわくわくする年頃なんですね、僕って♪
つーことで、ろしひー、かれしー。
=== 序文引用ここから ===
アタシ
トモの彼女
だからさ
ねぇ
キスしてよ
=== 序文引用ここまで ===
トモくんはどこに行ってもモテますね。。。
Posted by ブクログ
彼氏も浮気相手も遊び相手も尽きたことのない主人公。
23歳で仕事もせず、遊びたい相手と遊び、欲しいものは男に買ってもらう日々。
そんな彼女の彼氏は、彼女を追いかけない。
他の男たちと違う彼に彼女は戸惑い、次第に心から惹かれていく。
10文字前後で改行されているのが、かなり独特。
携帯小説らしい始まりだなぁと思いましたが、思ってたより入り込めた作品でした。
後先考えずに生きていた彼女が、少しずつ変わっていく様子は微笑ましくて。
彼氏サイドの話もあり、彼氏の気持ちの変化も楽しめました。
Posted by ブクログ
本作で特に好きな箇所がありまして、それは中盤に挿入されるトモの独白の一部分なのですが、
(以下引用)
" 天国という物が本当にあるなら、カヨはそこにいるの?
何度空を見上げたかな 見えるかもって何度思ったかな
見上げても俺には何も見えないよ "
そう、これはまごうことなき恋空DISではないか。ケータイ小説の金字塔ともいえる大ヒット作・恋空における恋人の死に対する生ぬるい感傷を、恋空と同じ『携帯小説』の土俵で正面から
否定しにいっちゃう
この
アグレッシヴな
姿勢?
それってちょっと
カッコイくね?
みたいな
アタシ的に
一目置いた?
ケータイ小説
みたいな