【感想・ネタバレ】放課後の不純のレビュー

梶ヶ谷ミチル

放課後、居残り中の水谷は同級生の沢木と２人きりになる。初めて話すはずなのに、いやに絡んでくる沢木を不審に思っていると、ふとした事で興奮した沢木にキスされてしまい――？水谷の無防備な青い色気が男を誘うのか――！？快活本能男×文系メガネ少年の放課後は秘密のラブ空間！！

[おいわいわ · ★★★★☆]

爽やか系

俺様もなく、ぶりっ子もなく恋の話。
男同士だから？行為まで早いなー
男同士だったらもっと葛藤があっても良いと思うが、そこがなくても爽やかだったので星4つ

[いなば · ★★☆☆☆]

展開が早い…

起承転結の転結だけを書いたような話。雰囲気がよかったので購入しましたがこれはちょっと失敗だったなー…
感情描写が雑で、いつからそんなに好きになったのか、なんでそんなに好きなのかがさっぱりわからず盛り上がるはずのシーンで盛り上がらない。
一応定番の『昔の男(？)の横槍』や『男同士ゆえの葛藤』などの波乱を入れて話に波を持たせようとはしてますが、どちらも薄っぺらすぎてハラハラしません。昔の男ポジションのキャラも感情描写がないせいで全く魅力的じゃない。ライバルポジションという形だけの典型的な噛ませ犬です。
彼に限らず、ストーリーが粗いために受けにも攻めにも感情移入できない、なんでその行動に出るのかわからず共感できない＝好きになれない
どのキャラにも好感が持てないので萌える以前のお話です。

とても稚拙なストーリーだったと思います。そのかわりすごくエロエロとかそういうこともなく…イマイチ売りのわからないお話でした。
良いところは表題のとおり、学園ものの青春感や背徳感からくるエロティックさは表現されてます。その辺も絵の表現なので、文章からの表現は一切感じられませんが…。