あらすじ
ぬいぐるみは、ただの癒やしグッズではありません。心理学的に見ても、私たちの心に寄り添い、自分の本音を引き出す力を持っています。本書で紹介する「ぬいぐるみ心理学(R)」は、著者が7,000人以上と向き合う中で体系化したメソッドです。悩みの解決や目標の実現に、ぬいぐるみを“心のパートナー”として活用する方法をまとめました。不安で眠れない夜に/人間関係で疲れたときに/自分の気持ちがわからなくなったときに……ぬいぐるみを見つめ、語りかけ、そっと触れる。その小さな行為が、心理学的な「投影」や「自己理解」を促し、心の緊張をほどいていきます。「ぬいぐるみって、こんなに私をわかってくれるんだ」そう感じた瞬間、ぬいぐるみはあなたにとって“心のコンパス”となり、迷ったときも安心して進めるよう支えてくれるでしょう。不安や自信のなさを抱えやすい大人にこそ届いてほしい、新しい“ぬい活”の形です。 【目次】●PART1 ぬいぐるみの「言われてみたら、確かに気になる9トピック」――あなたとぬいぐるみの関係性を振り返って、自分の心をのぞいてみよう―― ●PART2 私たちがぬいぐるみに安心感を抱く理由――心理学的に証明された「ぬいぐるみの持つすごい力」―― ●PART3 ぬいぐるみ心理学実践編!――「自分の心と仲よくなれる」ぬいぐるみとの7つのかかわり方―― ●PART4 あなたのお悩みをぬいぐるみが解決する! 「世界一やさしいQ&Aコーナー」
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Posted by ブクログ
ぬいぐるみを使ったセルフケアを紹介する本。文字は大きく、理屈も簡潔。ぬいぐるみセラピーの入門書として秀逸な内容だった。
ぬいぐるみを抱きしめたり、マッサージすると、オキシトシンが分泌され精神安定に効果があるのだそう。他にも、見つめるだとか、話しかけるだとか、いくつか具体的な方法が紹介されてあり、実践者のコメントなども読める。どれもこれも簡単なのでさっそく実践してみようと思った。ぬいぐるみの購入費以外は必要ないというのもこのご時世にはありがたい。
戦場にぬいぐるみを持参した米軍将校の話などは大人がぬいぐるみを持つ気恥ずかしさを軽減してくれて良かった。ぬいぐるみに癒されるのに、年齢も性別も関係ない。0歳から120歳まで老若男女だれでも実践できるやさしいセルフケアとしてもっと周知されてもいいと思った。