【感想・ネタバレ】「0825」に私たちは殺され続ける あるロヒンギャ夫婦の物語のレビュー

あらすじ

2017年8月、ミャンマーのある村が焼き払われた。ヌール、モハマド夫妻は、恐ろしい目にあいながらも子供たちを連れてバングラデシュの難民キャンプにたどり着く。しかしそこにも差別と暴力は存在する。望んだ場所で平穏に暮らしたいだけなのに、その願いは叶わない。ふたりはお互いを思い合うほどに、すれちがっていく――。9年にわたる現地取材を経て書き下ろされた、史実に基づく緊迫の物語。

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Posted by ブクログ

今泉千尋『「0825」に私たちは殺され続ける あるロヒンギャ夫婦の物語』集英社文庫。

9年にわたる現地取材を経て書き下ろされた、少数民族のロヒンギャが受けた受難を描いた小説とのことだ。

余り知られていないが、ロヒンギャはミャンマーのイスラム教を信仰する少数民族で、ミャンマーの国民の大半が仏教徒であることから、差別や迫害を受けているようだ。

世界の至る所で戦争や紛争が起きている。ロシアによるウクライナ侵攻やアメリカとイスラエルによるイランへの攻撃、イスラエルによるガザ攻撃など、世界平和など夢のまた夢だ。

日本も北朝鮮のミサイル実験や拉致、中国による領海侵犯、ロシアによる北方領土の実効支配、アメリカ軍の駐留と、常に危険に曝されていながら、相変わらずの殴られっ放しの弱腰ぶりだ。暴力で立ち向かえとは言わないが、もっと強く抗議や主張を行っても良いのではないか。

日本人は今でこそロヒンギャのような差別や迫害を受けてはいないが、いずれどこかの国に侵略される可能性は少なくない。アメリカのトランプ大統領の過激な行動や発言を見ていると、空恐ろしくなる。

さて本作。テーマは非常に重たいのだが、進展の無い単調なストーリーと何も得るところの無い結末にうんざりした。


2017年8月、ミャンマーのロヒンギャたちが暮らす村がミャンマー軍により焼き払われ、モハマドとヌールの夫妻は激しい暴力を受けるが、3人の子供を連れて、バングラデシュの難民キャンプに辿り着く。

しかし、その難民キャンプにも差別と暴力が待ち受けており、モハマドとヌールは平穏に暮らしたいだけなのに、その願いは叶わず、少しずつ運命の歯車は狂い出していく。

本体価格800円
★★★

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2026年08月27日

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