【感想・ネタバレ】攻殻機動隊論 新版_2025のレビュー

あらすじ

あのイーロン・マスクに多大な影響を与え、ハリウッドに衝撃をもたらし、現実世界を進化させる作品世界。
『攻殻』以降の著者士郎正宗の考えや現実社会に対するメッセージ、その内在する力と日本文化の根本をえぐり完全解剖する新版。
SAC_2045、THE HUMAN ALGORITHM、『紅殻のパンドラ』などの新たなシリーズの解説を増補。

【目次】
未来を創造する〝伝統〟――はじめに
第一部 超越と身体
第一章 原現実との邂逅――押井守『攻殻機動隊』『イノセンス』
Ⅰ 『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』/Ⅱ 『イノセンス』
第二章 創造的神話――士郎正宗『攻殻機動隊THE GHOST IN THE SHELL』
Ⅰ 『攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE』/Ⅱ 『攻殻機動隊1・5 HUMAN-ERROR PROCESSER』/Ⅲ 『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』
第二部 叛逆と体制
第三章 匿名の革命――神山健治『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』
Ⅰ 『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』/Ⅱ 『攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG』/Ⅲ 『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』/
補章 大衆の体制――『東のエデン』『ひるね姫』
Ⅳ 『東のエデン』/Ⅴ 『ひるね姫』
第三部 真実と正義
第四章 陰謀と感染――『攻殻機動隊ARISE』
Ⅰ 『border:1 Ghost Pain』/Ⅱ 『border:2 Ghost Whispers』/Ⅲ 『border:3 Ghost Tears』/Ⅳ 『border:4 Ghost Stand Alone』/Ⅴ 『PYROPHORIC CULT』/Ⅵ 『攻殻機動隊 新劇場版』
第六章 超人類の民主主義――神山健治・荒牧伸志『攻殻機動隊SAC_2045』
Ⅰ 『攻殻機動隊SAC_2045』シーズン1/Ⅱ 『攻殻機動隊SAC_2045』シーズン2
終章 『攻殻機動隊』の後継者たち
それを達成できない身体だけがこの地上に残される――「あとがき」に代えて
新版あとがき
『攻殻機動隊』関連年表/引用・参考文献一覧/初出一覧/註

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Posted by ブクログ

日米貿易摩擦で、アメリカ人は日本人を「エコノミック・アニマル」と蔑称し、駆逐しようとした。その折、映画『ブレードランナー』では、人間らしいロボットを処理することが仕事の主人公が、ロボットに恋した。

戦後の日本はとことん西洋化した。西洋の精神などちっとも受け入れないまま、形式だけが西洋化し、プリンシプルは無く、「ニセモノ」と言う言葉が日本人の脳裏をよぎった。


押井守版・『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』のワンシーン

人形使い:一生命体として政治的亡命を希望する...
人間:バカな!自己保存のプログラムに過ぎん!
人形使い:それを言うならあなたたちのDNAもまた自己保存のためのプログラムに過ぎない...

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2025年10月23日

Posted by ブクログ

●2025年5月26日、東京大学・書籍部にあった。セッションで寄った日。

こんなのもあるんだー。帯「え、イーロン・マスクにも影響与えたの!?読まなきゃ」

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2025年05月26日

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