あらすじ
心身を壊し勤めていた会社を辞めた青年・千秋は、祖父がかつて谷中で営んでいた中華料理屋「春夏冬軒」跡を間借りし移り住んだものの、生きる気力が湧かず、食べ物を義務的に口に押し込むだけの日々が続いていた。ある雨の夜、傷だらけの怪しい男・小虎が現れ、料理をするかわりに泊めて欲しいと頼み込んでくる。彼が作る炒飯は、千秋が幼い頃に「春夏冬軒」で食べた思い出の味そのものだった。「おいしい」という感情を取り戻した千秋は、小虎を雇い入れ、ふたりでかつての「春夏冬軒」のような町中華を始めるべく奮闘するが!? 居場所探しも生きる意味も、まずはお腹いっぱいになってから。巨大食品会社の子息×野良中華料理人青年が東京下町で繰り広げる、おいしくてちょっとほろ苦い口福人情譚。
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Posted by ブクログ
生きづらさを感じていた主人公が、人との出会いで再生し成長していく。
そして子供の頃からのオアシスだった町中華のお店を開くことを目標にして、新たに人生を切り開こうとする。
その物語の中には、いろんな人間模様が繰り広げられ、人々には歴史があり、奥深くて考えさせられるところも多々あった。
出てくる中華料理が本当に美味しそうで、読んでてとにかくお腹が空いた。
主人公と相方の2人のお店がうまくいくといいな。
Posted by ブクログ
途中、千秋の気持ちに同調して苦しくなることもありましたが、全体的に読んでいて早く読み進めたい!と思いながら読んでいました。中華料理名がたくさん出てきて、料理を調べて食べてみたいな。とも思いました。