あらすじ
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1年ぶり!著者快心の新著!
馬渕睦夫が読み解く!
イラン戦争とホルムズ海峡を人質に取られた事による物価高騰、
停戦交渉のゴタゴタ等、いまトランプ大統領は世界中から非難殺到で
「四面楚歌」状態である。
しかしそこに「ディープステート(DS)との死闘」という補助線を引くと、
全てが明らかになってくる!
トランプのDSとの戦いは、日本の戦いでもある。
だから私はトランプを断固支持するのだ!(馬渕)
〈本書の構成〉
第1章 「イラン戦争」は収束し、世界大戦は起きない
・トランプはネタにエフの暴走を止めていた
・トランプ+ハメネイvsDS+革命防衛隊
・中間選挙の行方 ほか
第2章 総点検、トランプのDS潰し
・他国への干渉主義は終了
・反トランプだったFBIとCIAの改革
・トランプが100%支持するFBI長官の手腕
・ラトクリフCIA長官vsCIA
・トランプ「エプスタイン文書」批判への反論 ほか
第3章 脱FRBでトランプ流「世界秩序」に向かう
・人事+司法+金融政策でFRBに介入
・米国債を裏付けにしたステーブルコインの発行を拡大
・トランプ流「言論の自由」の回復 ほか
第4章 DSvsテクノリバタリアン
・DS支配、7つのネットワークの全貌
・DSの頂点に君臨する国際金融資本
・教科書が教えない中央銀行の正体
・トランプ政権に浸透するテクノリバタリアン
・トランプvsテクノリバタリアンの行方 ほか
第5章 日本を操る者たちからの脱却
・ウソだらけだったウクライナ戦争
・トランプが高市総理を信用しきれない理由
・DSに切り捨てられた中国
・DSに利用された北朝鮮のウラの歴史
・北朝鮮有事を潰したプーチン
・真の安倍外交を実践せよ ほか
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Posted by ブクログ
この本の筆者である馬渕睦夫さんは平成17年から平成20年まで駐ウクライナ大使を務めたことがある外交官です。馬渕さんの本は多く読んでいますが、今回の本で私が注目したのは、日本とロシアとの関係に係る内容です。以下のように記載されていました。
《ウソだらけだったウクライナ戦争》
〇「ウクライナ戦争について私は戦争開始当初からロシアの勝利を言い続けてきました。欧米のプロパガンダを鵜吞みにする日本のメディアや言論人は、「プーチン政権の崩壊」、「ロシアの国際的孤立」、「経済制裁による破綻」、といった願望混じりの報道を続けてきましたが、冷徹な事実とデータに基づけば、ロシアの強固な基盤は最初から明らかでした。西側の「ゼレンスキーは善」という宣伝とは裏腹に、ウクライナが大統領選挙を延期し続けているのとは対照的に、ロシアのプーチン大統領は2024年の選挙を圧倒的な得票率で経て、2026年現在も70~80%という高い支持率を維持しています。」(178P)
〇「安倍外交を継承していると評価される高市政権ですが、本当にそうでしょうか。結論から言えば、今のところ残念ながら、私の評価は「ノー」です。むしろ、本質的な意味で外交の現実、リアリズムを理解していない、と厳しく見なさざるを得ません。なぜなら、安倍元総理が最も重視していた「ロシアのプーチン大統領との信頼関係」を、高市政権は自ら崩してしまったからです。この1点において、彼らの外交は安倍路線とは真逆を走っています。」(183P)
〇「中国を牽制するためにロシアを敵に回さない」という安倍さんの戦略(二正面作戦の回避)は完全に破綻しています。ロシアが北朝鮮・中国との軍事協力を急接近させている現状に対し、高市政権はこれらを一括して「中朝露の軍事連携」として敵対視する姿勢を明確にしており、地政学的にロシアを中国側へと完全に押しやる結果を招いています。」(192P)
〇「強固なロシアと北朝鮮の関係を日本は利用すべきです。たとえば、プーチン大統領を強力な仲介役とすることで、長らく停滞していた日朝国交正常化や拉致問題の解決を一気に進める極秘ルートが開ける可能性があります。」(212P)
〇「日本の現政権が、トランプ大統領のDS潰しを理解できずに西側バイアスに囚われた対ロ強硬策や的外れな批判を続けるならば、トランプから相手にされなくなります。」(214P)
〇「ロシアとの関係改善が急務となるのです。極端なことを言えば、「ロシアファースト」で行くくらいの姿勢の改善が見られなければ、私の懸念が現実のものとなるでしょう。国民の期待を背負う高市総理が、リアリズムに則った真の安倍外交を実践できるか、日本を操る者たちからの真の脱却ができるかどうかに、日本の命運が懸かっていると私は思うのです。」(220P 最後)
⇒ロシアがウクライナに侵攻した当時、私はロシアの侵攻に怒りを禁じ得ませんでした。しかし、侵攻の背景などを知るにつけ、ロシアが嫌がっていたNATOの東方拡大及びウクライナがNATOに希望したいと言っていたことやウクライナ東部地域での親露派住民を大切にしない政策などにより、ロシア系住民の保護を目的としてウクライナに侵攻したということが分かり、愕然としました。
日本は今後、安倍元総理が行ったリアリズム外交及びそしてプーチン大統領と築いていた信頼関係を大切にし、高市総理が北方領土返還交渉を進め、ロシアと平和条約を結び、北朝鮮とも関係改善をすることにより、極東の平和と繁栄に繋げて欲しいと思っています。
現在の東アジアの現状を見た時に、中国や北朝鮮は日本に対して友好的でない姿勢を取っています。そのため、私はロシアを味方に付けて、外交を行うことが東アジアの緊張緩和に有益な行動ではないかと思いました。そのためには、日本はロシアに対する制裁を一刻も早く解除する必要があると思っています。
ロシアがウクライナに侵攻した際、日本は世界に対して「ウクライナ頑張れ、ついては日本もロシアに対して制裁を行う」というような行動ではなく「日本は平和国家であるため、戦争当事者である片方の国を支援することはできない。一刻も早く停戦が実現するよう尽力したい」と言うべきではなかったかと思っています。日本の経済制裁は、広大で強大なロシアという国に対して効果があったのでしょうか。ほとんど効果は無かったのではないかと思っています。
ロシアがウクライナに侵攻した後に鈴木宗男参議院議員や佐藤様がロシアを訪問した際の様子を東京大地塾でおっしゃっていましたが、国民生活に特段の影響は無かったという状況だったようです。
日本はロシアに対する経済制裁を停止し、ウクライナ侵攻や北方領土問題については話し合いで解決し、一刻も早く平和条約を結ぶことが重要であると思っています。
私は一刻も早くロシアとウクライナの間で停戦が実施され、多くの方が平穏な気持ちで生活できるようになることを願っています。
みなさま、どうか良い連休をお過ごしください。ありがとうございました。