あらすじ
どんなに寄り添っても、全部は書けない。だから、書く。
クリープハイプのフロントマンであり作家の尾崎世界観が綴った、40歳から41歳の1年間の日記。書かなかったことは、%で記録する。“なかったこと”にしないために。
ロックバンド・クリープハイプのフロントマンであり、著作が2度芥川賞にノミネートされるなど作家としても注目を集めている尾崎世界観が
本とマンガのカルチャー誌『ダ・ヴィンチ』にて2024年12月25日から2025年12月24日までの1年間を記録した連載「尾崎世界観の書かなかったこと日記」がついに単行本化。
それぞれの日記の末尾にはその日“書かなかったこと”の比率が“%”で示され、日記に書かれたことだけでなく、書かれなかったことへの想像も含めて楽しめる内容となっている。
本作では人気絵本作家・イラストレーターのヨシタケシンスケと初めてタッグを組んでおり、尾崎の日記に呼応するイラスト「日記読んだ日記」にも注目してほしい。
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Posted by ブクログ
お気に入りの一冊になりました!
最初の1か月分を読み終わったとき、忘れたくない文章が多くて、慌てて付箋を買ってきました。
全て読み終わった今ではものすごい量の付箋が本の頭から飛び出ています。
あとがきも、ヨシタケシンスケさんの挿し絵も素敵でした。
12/6(土)の日記が特に好きです。
私も、誰かの中にいる私を、また他の誰かに好いてもらえるような人間になりたい。
Posted by ブクログ
クリープハイプのフロントマンであり作家の尾崎世界観さんが綴る、40歳から41歳の1年間の日記。具体的には2024年12月25日~2025年12月24日。ダ・ヴィンチで連載されていたらしい。
いや〜面白い。ついつい読んじゃう。今日は半月分って決めていたのに、気がついたら二ヶ月も読んでいたり!計画の半分の日数で読み切ってしまった。
「書かなかったこと日記」と言うのが面白い仕掛けで、毎日の日記の最後に書かなかったことの割合を「%」で示してくれている。めっちゃ長い日なのに「20%」で他に何があったん!?と想像させてくれたり、めっちゃ短いのに「86%」でほんまに何もしてないやん!と思ったり。楽しませてくれた。
イラストは絵本作家のヨシタケシンスケさん。各月の最後には「日記読んだ日記」も書かれていて、なんかお得。
あーーー、それにしてもバンドのボーカルって体のケアが大変だと身にしみてわかる。喉のケア、日々の鍼治療、それでも声が掠れてしまったり、ライブがうまくいかなかったり。反対に尾崎さんが満足できるライブをした日の日記には、読者として自然にガッツポーズが出てしまった。
そんな日々を過ごしながらも歌詞を書いて、曲を作って、ライブして、小説もエッセイも書いて、ほんと尊敬しかないです。生み出された作品は、これからもありがたく拝聴・拝読する。最後の一ヶ月は、「蔵生」食べながら読んだ。