あらすじ
「絶対に東大合格しなきゃ許さない」――両親の期待に応えるため、高校三年生の高志は勉強漬けの日々を送っていた。そんなある日、クラスメートの星という少女から、自身をとりまく教育環境を「虐待」だと指摘される。星は、自分も親からネグレクトという形の虐待を受けていると打ち明けた。心の深い部分で共鳴した二人は、自分達を追い詰めた親への〈復讐計画〉を始動させることに――。驚愕の結末と切なさが待ち受ける、受験×青春ミステリー! 解説・丸山正樹
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Posted by ブクログ
プロローグ/出会い/助走/桜一輪/エピローグ
プロローグから惹き込まれる
誰が? 誰を? なぜ……
高校三年生、染野と星の出会いから二人の物語が始まる
けれど それぞれの家族との長い暮らしに未来への理由がある
最後のページの先の未来に希望を見た
高い学歴?裕福な暮らし?友の多さ?健全な精神?健康な身体?……
幸せな暮らしには多くの要素がある
どんなバランスで行くのが良いのだろう
Posted by ブクログ
東大卒の父親のもとに育つ高志、シングルマザーのもとに産まれた愛璃嘉(えりか)。高志は超過干渉の両親に支配され、えりかの母は無関心なおかつ子どもにお金を要求する。当事者のふたりはお互いを見て自分のほうがマシと感じてしまう。周りから見たら狂った価値観だけど知らなかったら、わからない。ふたりが組んで親に最大限のダメージを与えるための計画を考え決行する。ふたりとも逃げる方法を見つけ脱出できて良かった、やりたいことのための勉強は楽しい、そう感じられるふたりの未来がいいものになるといいな…
Posted by ブクログ
辻堂さんといえば社会派ミステリーのイメージですが、今回は毒親がテーマなのかな。
ミステリー要素よりも、教育虐待を受ける男子高校生の復讐劇がメイン。
教育虐待という言葉も初めて知ったけど、実際あるんでしょうね…
親の言動が信じ難いレベルで、理解不能でした。
Posted by ブクログ
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東大に合格しなきゃ、
僕は見捨てられる
両親から苛烈な教育虐待を受ける少年は、一人の少女と出会う。
我が子を追い詰める大人たちへ、二人が仕掛けた「復讐」の行方はーー
東大卒の著者が切り込む、受験×青春ミステリー
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もう上記の帯の内容が全てなのですが…苦笑
とにかく高志の両親が酷すぎます。
読みながら胸が痛くなる場面も多々。
高志の虐待に気づいた同級生の星さんも、
ネグレクトという虐待を受けている。
どちらの環境も本当に過酷すぎます。
そんな二人が行き着く先とは。
一気読みでした。
Posted by ブクログ
主人公たちの苦しみとして描かれるのは、かつてのスパルタ教育もこれ程では…と思えるエゴ剥き出しの虐待とネグレクト。さすがに今時こんなステレオタイプの親はいないだろと思ってしまうが、そう言い切れないのも事実。そんな境遇から脱するための「復讐計画」がこの物語のキモ。そんなにうまくいく?の疑念は、最終的には辻堂さんらしい巧みな伏線回収で解消。東大出身のご自身の経験とはどこまで重なるのか、ちょっと気になった。
Posted by ブクログ
途中の下りまでは展開が想像できました。
何となく復讐についても想像がつきやすかったです。
なので何ら惑わされることは無かったのですが、境遇が少ししんどくて、メンタルがやられている時には読むのが辛いのかなと思いました。
いつもなら400ページほどの作品は2日くらいで読み終わるところを今回は4日かかりました。
Posted by ブクログ
東大現役合格のために虐待される染野、母親に依存され搾取される星は逆襲を決意する。
染野の親が毒親すぎて胸クソ悪かった。あんなくそ野郎は生きる価値なくねえか??と思わされるレベル。