あらすじ
あの人と見た桜。時を超え、わたしは曾祖母の秘密と出会った。
高校生の雅美は、亡くなった曾祖母の遺品である鏡台から、自分宛と思しき手紙と一冊の歌集を見つける。手紙に記されていたのは一首の短歌で、かつて雅美が大切な人と見た情景を彷彿とさせるものだった。冊子は作者不明の手製の歌集のようだ。なぜ曾祖母は、自分にこの手紙と歌集を残したのか? 雅美は友人の凜とともに、曾祖母の歌集の秘密を探り始めるが――。短歌を通じて人生が交錯する、切なく優しい記憶の物語。(特別収録:「ベッドひとつぶんの私たち」)
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Posted by ブクログ
短歌を中心に持ってきたお話し。
曾祖母が亡くなったので荷物を片付けていたら隠すように保管されていた短歌集と短歌が記された手紙が出てきた。
時を遡る恋文?と、ロマンティックだな…なんて思っていたのですが、その手紙の謎を短歌集をもとに調べていくと戦争に行ったのだという悲しいことがわかってきました。
あとがきによると短歌集の歌人は実在の人物だそう。
半分くらいは本当にあったことなのだな…と思うと切ないです。
この本には2話掲載されていました。
体調に問題ありの妊婦さんたちが入院していて、そのメンバーで短歌の歌会を行い仲良くなる。
こちらはほほえましいお話しでした。
短歌を作ったことはないけれど、いいものだなと思いました。