あらすじ
日本の現役世代で最大の人口規模を占める、団塊ジュニア世代とポスト団塊ジュニア世代。この世代は、団塊世代とゆとり世代・Z世代に挟まれ、失われた30年や就職氷河期のなかを生きた「かわいそうな世代」とみなされるだけでなく、社会問題としても扱われてきた。しかし、日本社会の制度や価値観さえ変われば、いまのミドル層のポテンシャルを活かすことができる。ポスト団塊ジュニア世代の当事者であり、さまざまな世代研究をおこなってきた著者が膨大なデータをもとに、中年世代を中心とした日本のあり方を提言する。
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Posted by ブクログ
親世代の呪縛から離れ、下の世代との架け橋に。
いわゆる団塊ジュニア世代とポスト団塊ジュニア世代に焦点を当て、調査結果から今後のこれら世代への期待を綴った一冊。本書でも述べているようにこの世代は就職氷河期などを若い時に経験し、特に上の世代から可哀想呼ばわりされることが多い。一方、団塊世代がリタイアしてきて遅まきながら脚光を浴びるようになってきており、団塊ジュニア世代の著者の言葉も力強い。
自分はポストポスト団塊ジュニア世代に入るため、読んでいて納得する点も多く感じた。一方、著書が提示しているクラスター分析含め、悪い意味で保守的な人も混じっている(そして割合として一番多い)世代なので、こういった方達とどう接していくか、どう前向きに進んでいくかはこれから課題になってくるようにも感じた。