あらすじ
「休んだら、もう二度と立ち上がれなくなる気がする」
そんな気持ちを抱えて、限界まで頑張り続けてしまうあなたへ。
「無理しなくていい」「頑張らなくていい」
――世の中にあふれる優しい言葉が、時に残酷に響くことがあります。
休んだ後に残される途方もない不安を、その言葉が肩代わりしてくれるわけではないからです。
本書は、そんな出口のない問いを抱えた著者が、
「どうすれば自分を投げ出さずに、前向きに休めるのか」をひたむきに模索し、綴ったエッセイです。
著者がたどり着いたのは、単なる休息ではなく、読みかけの本に「栞」をはさむような休み方。
諦めて本を閉じるのではなく、続きがあることを信じて、目印を残す。
暗闇の中でもがきながら見つけた、たくさんの「心の折り合いのつけ方」が、飾らない言葉で収められています。
「休むこと」と「生きること」の間で揺れ動くあなたの心に、そっと寄り添う一冊です。
【目次】
・物語の中で泳ぐ
・栞をはさむように休むこと
・頑張る≠革命
・「メンタルが強い」とは
・私を責めているのは私
・図書館で子どもたちに教わったこと
・仕事は副菜
・「没頭」が私を掬ってくれた
・個性の抜け殻
・仕事から離れる儀式
・コントロールできる唯一の存在
・死ぬまでの二週間で気づいたこと
・スマホを置いて出かけたら
・書くことで見えてくる循環
・書くことで見えてくる自分の輪郭
・言葉を探さない夜
・明るい人になりたかった
・仕事は耐えるもの?
・本を選ぶ時間が、私をやさしくしてくれた
・真面目でしか生きられない
・本当は大丈夫じゃないのに
・目の前の相手は、勇気を振り絞っている
・見えないものが、見えた日
・「ありがとう」は浮き輪になる
・言わないでいてくれる品性について
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「休んだ後の続き」
この言葉がとても優しいと思った。
休む前は、休んだら終わりだと思っていた。もう全部終わらせたいとさえ思っていたかもしれない。
休むと決めた時も、もう終わりかもしれないと思っていた。
でもちゃんと続きはあった。終わったこともあったけど、新しく始まったこともあった。
Posted by ブクログ
言ってほしくないことを言わないでいてくれる人にどれほど自分が支えられてきたか。なのにどうして気づいてあげられなかったんだろうという後悔の気持ち。
でも、今更後悔したところで失ってしまった信頼関係は戻らないし、過ちを変えることはできない。でも向き合い直すことはできると、この本は教えてくれた。
逃げるように辞めてしまった職場。自分の夢が沢山詰まっていた職場だったのに、気がつけば毎日泣きながら帰宅していた。そしてそれに耐えられなくて辞めた。もう夢は終わったと思っていた。でも終わりじゃなかった、ただ栞をはさんでいただけなんだと。どんな人生にも続きはある。それは思いがけない日に、思いがけない言葉から始まるかもしれない。そんなふうにまだ見ぬ未来が来ることを信じさせてくれた一冊です。
Posted by ブクログ
もうこのタイトルに詰まっている。
人の優しさがたくさん詰まっていて、どの話もあたたかくてよかった!
何かに立ち止まっていたり、不安を感じやすい方に勧めたい!
Posted by ブクログ
頭の中だけで考えるのではなく簡単でもいいので書き出してみること
客観的に見て考えることなど思ったこともなかった
栞をはさむように休んでいいんだ
やっと心が落ち着いた気がした
Posted by ブクログ
「人生は続いていく、続いていくからこそ途中で栞を挟んでいい」という考え方は休職中の自分に光を与えてくれた。何度も挫折を経験した人の言葉は説得力がある。
本当の強さ、書くことの力、自分の苦手なことを知ることで自分のできることを見つけられる、など、生きていくためのヒントがたくさん詰まっていた。このヒントがあれば、今までより少し楽に生きられるかもしれないな。
「言ってほしいことを言ってくれる人」に比べて、「言ってほしくないことを言わないでいてくれる人」の優しさって一見地味で見えづらいが、実はとても安心感を与える存在ってのは確かに納得。
著者のXを元々フォローしていた流れから、今回この本を手にした。この本もポストを読むような感じで非常に読みやすかった。そのため、すいすいと読み切ってしまった。2週目する時は、寝る前に1チャプターずつ読みながら栞を挟むのもいいな。
Posted by ブクログ
「無理しなくていい」
その言葉に、逆に苦しくなったことがある人に読んでほしい本。
休むことって、本当はすごく怖い。
立ち止まったら置いていかれる気がするし、一度止まったら、もう元の自分には戻れない気がする。
この本は、そんな不安を、綺麗事で励ましたりしない。
「大丈夫」と簡単に片づけずに、“休めない人の苦しさ”をちゃんとわかった上で寄り添ってくれる。
特に「栞をはさむように休む」というタイトルの言葉が、本当に印象に残った。
休むことを、“終わり”じゃなく、“続きを生きるための途中”として捉えていいんだと思えると、少しだけ心が軽くなる気がする。
どの章にも、著者が必死に自分と向き合ってきた跡があって、読んでいるうちに、自分のことまで優しく見つめ直せるような気持ちにもなる。
疲れている人、真面目すぎる人、ちゃんとしなきゃって思い続けてしまう人ほど、たぶん深く刺さると思う。
「休むこと」と「生きること」の間で揺れている誰かに、そっと渡したくなる一冊。
Posted by ブクログ
「栞をはさむように休めばいい」というタイトルが素敵だなと思って手に取りました。私も仕事のことですぐ頭がいっぱいいっぱいになってしまうので、「仕事は副菜」、「仕事以外の時間が主菜」という考えを知って、気持ちが少し楽になりました。
Posted by ブクログ
“疲れたときは栞をはさめばいい。また続きを読みたくなるまで、ゆっくり休めばいい。”
シフォンのように軽く柔らかい
キラキラした穏やかな光を透くような優しい言葉が
心にそっとやってきてくれます。
✾栞をはさむように休めばいい
✾詩旅紡
✾KADOKAWA
読みたかった本が届きました。
発売予定を見た時に、なんて素敵なタイトルだろう、一目惚れ。
届いた装丁の優しい水彩イラストにも癒されます。
“本はいつでもそこにある。今日読めなかったページは、明日読めばいい。明日も読めなかったら、来月読めばいい。本は逃げない。待っていてくれる。”
深く頷きます。
押し付けない優しさ。寄り添う優しさ。
いつだってそこにいてくれる。
時を超えて、人生さえ共にしてくれる温かさ。
“疲れたときは栞をはさめばいい。また続きを読みたくなるまで、ゆっくり休めばいい。”
優しく柔らかい温かい言葉がそっと心に語りかけてくれます。
押し付けたりせず、ただ一緒にいてくれるそんな言葉たちがこの1冊にいます。
“大丈夫じゃなくてよ、いいんだよ”
頑なになった、ガチガチの心を解してくれるたった一言に出会えるかもしれません。
本の中で休んでもいい。物語の中で、浮かんでるだけでもいい。
物語のなかを泳ぐ。必要な言葉が見つかるまで。
栞をはさむように休めばいいのよ
『また続きを読む』ということよね。人生も同じ。
疲れたときは栞をはさめばいい。また続きを読みたくなるまで、ゆっくり休めばいい。人生という物語は、自分のペースで読み進めていけばいいのだから。
自分が納得できる方を選ぼう
断りたいと思ったときは断り、必要な意見はひとつでも言うようにした。
今日の自分は何をしようか
自分を大切に育てていく
私たちには誰しも寿命という「期限」がある
自分の人生に明確な期限を意識できたなら。もし今日が最後の日だと思えたなら。きっと私たちは、もっと自分を大切にするだろう。もっと自分の気持ちに正直になるだろう。もっと自分がやりたいことを、優先するのだろう。
大丈夫じゃなくてよ、いいんだよ
適切なタイミングで適切な人に頼れること
「ありがとう」は浮き輪になる
Posted by ブクログ
隣に座って、そっと背中を撫でてくれるような、そんな優しい言葉で綴られた本だった。落ち込んだときや疲れたとき、人に優しくなれないとき、そんなときにまた読み返したいと思った。