【感想・ネタバレ】裸の肖像 加納梨衣短編集のレビュー

あらすじ

漫画家・山本直樹、推薦!

「男は痛い。
女も痛い。
あなたもわたしも
人間は痛い。
ぼくらはみんな生きて痛い。」
漫画家・山本直樹、推薦!

予備校のデッサン教室、
月夜の海辺、
古ぼけたアダルト書店、
自殺の名所…
あの日、あの時、あの場所で。
交わした裸の心と身体を、私は一生忘れないだろう――
実力派・加納梨衣が描く、痛くて愛しい人間たちの“エロス”短編集。

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Posted by ブクログ

セックスをテーマにした短編集。作者は(未読だが)ガンダム漫画なども描いているようで実力と実績がある。「溺れる人魚たち」などシスターフッド的なモチーフもあるが、良くも悪くも掲載誌のビッグコミックスペリオール的というか、ばったん などとは異なって従来のヘテロセクシャル的メロドラマに回収されてしまうきらいはある。「ペンギンの死」作中のペンギンの本屋は、森山塔のとらわれペンギンへのオマージュだろうか。そういえば山本直樹がオビに惹句を寄せている。「入水日和」シングルマザーになりたくなくて自殺を試みる妊婦が、自分の胎児の分身であるような青年と出会うというモチーフは、スタージョンの短編のようでもあるがスタージョン的な歪みはなく綺麗にまとまっている。そういった歪みのなさがメジャーたりえる要素だろうが、物足りなさも感じてしまう。

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2026年03月29日

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