あらすじ
今は病院に看護師がいるのは当たり前だが、江戸から明治に変わった当時の日本では違った。感染症などの知見もまだ少なく、「看病人」と呼ばれ、看護の知識もない素人が行うことが多かった。
そんな時代に、日本の看護を根づかせるために、いち早く学んだ人物が大関和だった。
生まれ故郷の黒羽を離れて上京し、東京から新潟、そしてまた東京へ。場所は違っても看護の仕事に従事し、「私が助けなければ誰が助けるのか」という情熱をもって仕事に取り組んだ。
そして、当初は見下されていた立場であったが、彼女らの長年の看護実績が実を結び、「当たり前の存在」として変わっていった。
本書は、そんな大関和の激動の人生を追う一冊。
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Posted by ブクログ
「慈愛」は代償や感謝を期待せず、ただひたすら相手のことを思って尽くす自己犠牲の精神。普通の人がその心境に到達するのは難しい。利益を欲する打算、褒められたいという承認欲求といった不純物がどこかに入り込んでしまうものだ。引用