あらすじ
褒められることが最重要な生き方から、自分で自分を満たす新しい人生へ。もがきながら大転換を果たす新境地エッセイ。
ついつい「褒められたい」と思ってしまうあなたへ。
「大人の承認欲求」を手放す方法を、一緒に探してみませんか?
暮らしに寄り添う文章で人気を集めるエッセイスト・一田さん。
実は、若いころから「褒められる」ことが大好きだったといいます。
「人から尊敬される人になりなさい」と育てられ、期待に応えようと一生懸命に頑張ってきた日々。
けれど60歳を過ぎ、若い頃のように成果や評価を追い続け、「人にどう思われるか」に神経をすり減らす、生きづらい日々は、そろそろ卒業したい……。
でも、これからの人生で、「褒められる」以外に、自分の心を満たすものって何だろう?
右往左往しながらも、「褒められたい」という呪縛をほどくヒントを一つずつ見つけていく、正直で力強い書きおろしエッセイ集です。
誰かの評価に一喜一憂するのではなく、
自分で自分に花丸をつけられる生き方へ――。
■1章 どうして褒められたいの?
「私を見つけて欲しい」から「自分が見つけたい」へ/みんなに人気」の「みんな」って誰?/2本目、3本目の軸を用意しておく
■2章 「褒められる」を卒業するには?
「売れなかったら負け」の世界から抜ける/自分で自分の100点満点を設定する生き方に/「あなた」と「私」の境界線をぼやかし、相手の言葉をすべて「よきこと」として聞いてみる/褒められなかったときに、心の静寂を取り戻す方法を知っておく
■3章 小さく心が満たされる日々を
暮らしの中の「心地よさ」を設定すれば、自分で自分に花丸をつける日がやってくる/人生の本筋にあるものよりも、脇道にあるおいしそうな香りのほうが、ずっと大切な記憶になる
■4章 褒められなくたってへっちゃら
自分が今、尊敬できる人を思い浮かべてみたら、「みんなに褒められている」人じゃなかった!/「褒める」「褒められる」を、上質なコミュニケーションに格上げする など
一田 憲子(イチダノリコ):1964年京都府生まれ。編集者・ライター。OL、編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立し、女性向け雑誌・書籍などの取材・執筆で活躍。暮らし、おしゃれ、仕事、人間関係、年齢の重ね方などについての、日常の中の揺らぎや気づきを丁寧にすくい取る文章で、幅広い共感を集める。『暮らしのおへそ』『大人になったら、着たい服』(ともに主婦と生活社)を立ち上げ、イベントも開催。『最後の答えは、きっと暮らしの中にある。』(内外出版社)、『小さなエンジンで暮らしてみたら』(大和書房)など、著書多数。自身のWebマガジン『外の音、内の香』では、さまざまなコンテンツを配信。ライター塾を主宰し、「書く暮らし」の楽しみを伝えている。
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
暮らしを整える、丁寧な暮らし。
気持ちも食べ物も仕事も家事もシンプルに生きること。
私はこれを選び、これをする。私はこれを、選ばない。…自分のことを自分で決めることはもちろん、自分で決めたことをこれで良いと認めて、味わい、時に自分のものさしと時間のものさしではかり、改善していく日常を変化させていく尊さを見せていただきました。
他人から評価されて嬉しい気持ちは、一瞬で消えてしまうもの。自分で自分を評価して褒めて、自尊心を持ち生活していく質実剛健さと美しさを散りばめた素敵な文章たちです。
Posted by ブクログ
ちょうど他人の評価に一喜一憂せず、他人の評価をモチベーションにせず生きたいと思った時に出会った本。
すごく学びになったが、なかでも、他人の評価を求めるのは自分に自信がないから。と言う部分はその通りだなと思った。あと、わたしは完璧主義なところがあって自分が納得できないものを他人に見せたくないと思うけど、vaundyの取材で未熟でも新しいことに挑戦する、そこから見えてくるものがある、と言っていてなるほどと目から鱗だった。とてもベテラン女優の木村多江さんも人は恥をかいた時に成長する、とインタビューでおっしゃったらしく、わたしも人から認められなくてもそれは自分の成長機会なんだと考え方を変えようと思った。
一田さんはしきりに、仕事で認められることに全力になることはいいことだが、結局は何も残らないので、日々の性格をコツコツと積み上げることの大切さを説いている。確かに仕事が生活の大部分を占める今、仕事のことで頭がいっぱいになってしまいがちだか、一雇われである以上、会社が倒産したらわたしはなんのために頑張ってきたのかとなるし、目の前の上司に褒められるためにがんばってもその上司も数年経てば変わるのだ。それよりもこれからの人生で切っても切り離せない自分の日常、暮らし、食事などをもっと丁寧に積み上げていきたいなと思った。
Posted by ブクログ
ついつい「褒められたい」と思ってしまうあなたへ。
「大人の承認欲求」を手放す方法を、一緒に探してみませんか?
暮らしに寄り添う文章で人気を集めるエッセイスト・一田さん。
実は、若いころから「褒められる」ことが大好きだったといいます。
「人から尊敬される人になりなさい」と育てられ、期待に応えようと一生懸命に頑張ってきた日々。
けれど60歳を過ぎ、若い頃のように成果や評価を追い続け、「人にどう思われるか」に神経をすり減らす、生きづらい日々は、そろそろ卒業したい……。
でも、これからの人生で、「褒められる」以外に、自分の心を満たすものって何だろう?
右往左往しながらも、「褒められたい」という呪縛をほどくヒントを一つずつ見つけていく、正直で力強い書きおろしエッセイ集です。(紹介文より)
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とても素敵な内容だったけど、
40代で仕事、子育て、家庭、介護に追われ、
まさに人生ピークの私が期待したものではなかった。
つい、心理学や学問的な答えや解決策を求めていたのかもしれない。
書かれていることは、やっぱりエッセイの範囲で、
長い時間を積み重ねた60代になって達する境地を知ることができた感。
「褒められたい」と思う衝動を抑えることはやはり難しく
それをどうコントロールするか、を鍛えていくしかないのだろうか。
1章 どうして褒められたいの?
・「私を見つけて欲しい」から「誰かを見つけたい、褒めたい」へ
・「褒められたい」は「頑張ったプロセスを見てほしい」と「評価して欲しい」。手放すには、自分を理解する冷静さ
・自己表現と承認欲求は自然のもの
・リーダーに必要なのはGIVE×5乗! まわりに与え続ける。褒められたい、ではなく、喜んでもらいたい。
承認を相手に求めるのではなく、行為をやることを自分で決める
★褒められるより、役に立つほうがずっと嬉しい
・絶対に、と手に握っていたものを手放してみる。執着からの解放=あってもなくても満たされる状態
・2本目、3本目の軸を準備しておく。しがみつかない、人生を多層に、分厚く楽しむ
★何者かになりたがることをやめるには、まいにちコツコツ積み上げたものを実感できること=自分軸。疲れにくい、体に柔軟性がある、だけでもいい。1日1日を淡々と積み重ねる。
★「褒められたい」を手放すために必要なのは、ささやかな「確かさ」を積み上げる、長い長い時間
2章「褒められたい」を抜け出すには?
・売れなかったら負け、の世界から抜け出す。お金との付き合い方の意識を変える
・何かをやり終えた瞬間の満足感をMAXに。プロセスを納得して楽しんでやり終える
★自分で自分の100点満点を設定する。誰がなんと言おうとこれが好き
★「あなた」と「わたし」の境界をぼやかすと、人と比べたり相手を下げて時分を守る思考が和らぐ。そのために、まずはよく聞く。
・私なんて、は予防線をはりたいだけ。それをやめて、自分で自分を認める。
★褒められなかったときに、心の静寂を取り戻す方法を知っておく。自己の忘却による静寂が、自己肯定するということ。
3章 小さく心が満たされる日々を
・楽しむことを自分で決める許せる人に
・そこにあるものを「幸せ」と感じられるセンサーご大切
4章 褒められなくったってへっちゃら
・人の目を気にして、褒められることを渇望する時期があってもいい
・おおらかに現実をキャッチする懐の深さを尊敬
・習慣を変えてアップデートすることは、褒められるより嬉しい
・自分や他人のものさしに、時間の概念をプラス。時間が過ぎれば他人のものさしも変わるもの
★他人のいいところを見つける能力は使わないと衰える。ほめる、で上質なコミュニケーションを。いいおばあちゃんに。
・できるできない、じゃなく、願い続けるだけでも意味がある