あらすじ
法然・親鸞・一遍・日蓮・栄西・道元。鎌倉仏教の開祖たちは、平安の巨人・空海と向き合い、その思想を再解釈し、批判し、継承した。念仏、即身成仏、曼荼羅、修行観、救済論……、それらの核心には、常に空海の思想があった。「断絶」ではなく、「連続」として日本仏教史をとらえ直せば、宗派を超えた「知の構造」が立体的に浮かび上がってくる。日本人の精神史を根底から照らし直す。
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Posted by ブクログ
空海の密教が鎌倉仏教に与えた影響について書かれた書だが、一遍と日蓮に関しては確かに空海の影響を受けたと言える内容だったと思うけど、法然親鸞栄西道元については密教との共通点、類似点があるという事に留まっているように思えた。まあ日本の密教自体が空海ありきと言えるのでそれで問題ないのかもしれないが。それよりも文献引用とともにさらりと語られる仏教に関する知識がわかりやすく、仏教全体や密教及び鎌倉仏教に関する知識が深まった。