あらすじ
俺は場末の道具屋だ。買取りの依頼を受けては、単なる不用品の多さに「クソったれ」と毒づく。ただ、そんな道具のクソの山からも『なにか』は見つかるかもしれない。俺が自分の肥溜めの底で、やっと見つけたあの光のように――。今度は仏像の買取りだ。場所は山間の集落。案外すんなりと話は進んだが、そこで土地の婆さんから「もっと古いのがおる」と聞いた。こいつらより古い仏像? 道具には生まれた理由があり、捨てられず残された理由がある。そいつにはどんな物語が? 婆さんから指定された日にもう一度集落を訪ねる必要がある。
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Posted by ブクログ
前作も読みましたが、ちょっと読みづらいですが味のある、らしい文体のまま語られる言葉が真っ直ぐにズンと重くてクセになりました。美学や矜持、そんな大層なもんじゃないと言われそうですがしっかりあってとても好みです。内容も、この人にしか書けないリアル?を書いてて良かった。