あらすじ
大国と隣り合う朝鮮半島の王朝は、シビアで「ややこしい」国際関係をいかにして生き抜くことができたのか? 侵略の被害や大国への従属、事大主義のイメージが押しつけられがちな朝鮮史を刷新。中国・日本・周辺諸国との緊張と交流の紆余曲折を読み解き、朝鮮の王朝国家の躍動的な国際関係の歴史を描き出す。本書では、七名の専門家達が、古代・高麗・朝鮮時代の特徴や面白さを時系列に沿って語っていく。図版も数多く収録。現代の困難を乗り超えるヒントが満載。専門性も兼ね備えた最良の朝鮮史入門!
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Posted by ブクログ
半島の研究結果ってあんまり発表されてないよね、という気付きから有志研究者が集まって一冊の本にしたらしい。新書ながら、項立てごとの共著。
巷間色々と言われているが、大国に翻弄される小国が、いかにしぶとい外交で生き残って来たかを知ることが、今の日本の状況にも役に立つのでは、というような主旨だったように思う。
まあ、歴史ってのは、やっぱり語り方だなあ、という感想。半島好きな人たちが書いたんだろうなと。
外交面ばかりでその裏の内政とか、一切触れてなくて、なんか、結構格好よく主体的に頑張ってきたみたいな書きっぷりと感じたが、自分たちというか、要するに官僚も含めた指導者レベルがどう生き残るかだけに必死になってきた印象。
人民が死のうが、土地が荒れようが知ったことではない。
すぐに外国勢に頼って、すぐに裏切って。
それで生き残ってきたのはすごいのだろうが、そんな生き方をしてきたから、あんな妙にプライドだけ高く、今生きていることを肯定するためなら、事実をひん曲げても一ミリも恥じないような、巷間で色々と言われているみたいな話が出て来るのかねえ、と考える。
元寇も、仕方なく、とか言いますかねえ。