あらすじ
小学六年生の春。母が突然失踪し、ひとり残された櫻井蒼は、東京から青森に住む祖母のもとへ引っ越すことに。祖母は、ド派手な衣装に身を包み、地元では「拝み屋」と呼ばれ、一目置かれる存在だ。だが、その正体は鋭い観察眼と冴えわたる推理で人々の悩みを解き明かす、町の名探偵だった。 見知らぬ土地での暮らしに戸惑いながらも、蒼は祖母とともに数々の事件に挑むことに。消えた三味線の謎、ねぶた祭の夜に起きた誘拐事件――。不可解な謎と向き合うなかで蒼はやがて、家族の意味を問い直していく。心あたたまる連作ミステリ。
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Posted by ブクログ
読みやすくわかりやすい構成
いきなり親に捨てられる…という出発点からどうなるのだろう…と心配したけれど、とりあえず良かった
「見える人」側で特異な世界観を語るでもなく、人物の観察や人生観を交えながら、結果的に人を救う役割を果たす「おばあちゃん」が、素敵だと思う
蒼くんが転校先の青森の学校で、生き生きと蘇る感じがして、ほっとする
自分も転校先で苦労したので、そこはよくわかった
シリーズ化されるのかな…
楽しみな作品
Posted by ブクログ
冒頭、しかも寝起きにお母さんに捨てられてしまう小6の蒼!
最近の色々な事件がちらついて、不安がチラリ。
置き手紙に「捨てることにします」って書いてあるんですよ!
そんなところに青森から疎遠になっている祖母がやって来て、祖母宅へ連れて行かれます。
祖母はにっこりと柔和な笑みを浮かべ…ず、チャキチャキと、凄みのあるタイプの人でした。
御酉様を拝み、祝詞を唱え、青森の人の悩みなどをズバズバ解決する拝み屋だったのです。
お母さんは不在、誰も知らない土地にやってきて、事件に遭遇しながら自分の居場所を作っていく姿は頼もしいです。
最後の謎は、私(とグーグル先生)でも解けました!
小学高学年くらいから読めると思います。