あらすじ
人々の経験する痛みが、いかにして経済的・社会的利益のために利用されているかを明らかにする。
ワシントン・ポスト
「恥」は私たちの行動や社会システムを見極めるための貴重なレンズだ。
フィナンシャル・タイムズ
「恥とは何か」だけでなく、
「恥が何のためにあるのか」を考えさせる。
ニューヨーク・タイムズ
どうすれば「恥」に苦しめられる現状を打破できるのか?
貧困や依存症の問題、SNSでの攻撃や暴言、コロナ禍での対立などさまざまな事例を挙げながら、「恥」がどのように生み出されて利用されているかを暴き出す異色の社会論。
人間社会における恥の役割について知識を身につけ、支配の道具として利用されることがないよう、人は恥という武器をもっと注意深く操らなければならない。
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Posted by ブクログ
著者がアメリカ人のためだろうが、日本人が「恥」という言葉に持つイメージと著者のいうところの「恥」(shame)とは概念が異なるように感じた。内容は論理的で分かりやすく、事例も豊富で納得するのだが、それが「恥」だといわれるとピンとこない。「恥」とはどちらかというと受け手側のことになるが、本書では、強者が弱者を「侮辱」することで、弱者を「恥ずかしい」状態にさせ、強者が利益を得ているというような内容なので、侮辱する強者の方に問題がある場合があることを説明している。自分が意識せずに強者の立場で他者を侮辱することがないよう、これは意識して注意するしかない。