【感想・ネタバレ】最強魔術師は死んだ妻しか愛せない 転生したら可愛い年下夫が過保護な溺愛夫になりました【電子特典付き】のレビュー

八色鈴 / 天領寺セナ

若き公爵アルセニオとルビアは政略結婚夫婦。
しかしある事件で短い結婚生活は終わる。アルセニオは８歳。ルビア没年20歳だった。
16年後――辺境伯令嬢ルビィに縁談が舞い込む。相手は独身を貫くアルセニオ。
前世ルビアであったことを思い出したルビィは今度こそ夫の役に立とうと嫁ぐが「他に愛する人がいる」と告げられ……。
「僕が愛しているのはルビアだけ」
それ、わたしのことですか!? すれ違い年齢逆転夫婦の初恋物語！

【電子特典付き】
夫婦で町にデートに出かけたふたり。
しかし雨が降ってきてしまい、立派な魔術師になったアルセニオが子どもっぽい一面を見せてきて？
書き下ろしショートストーリー『雨の日の嘘』を収録！

[ブクログ · ★★★★☆]

年の差結婚もので溺愛物でしたね。そして、転生者。政略結婚で結婚した2人は死に別れるところから始まります。そして、転生して、ルビィという女性になり、また彼のもとに嫁ぎます。かなり好きな要素が詰め込まれていました。ルビアとアルセニオの関係がすごく素敵でしたね。ルビアが本当に素敵で芯のしっかりした女性で、アルセニオとの関係を深めていく過程がすごく素敵でした。最後までかっこいい女性でしたね。そして、その彼女がまた、生を受けて転生したルビィも素敵な女性で、2人は同一人物ではあるけれど、また、別の魅力のある女性でした