【感想・ネタバレ】ヴェノムバースのレビュー

カレン・バロ / アイヴァン・コエロ / 秋友克也

ヴェノム! ヴェノム! ヴェノム! ヴェノムの増殖が止まらない!

ジャック・オランタンとの戦いを最後に姿を消したヴェノム。
Dr.ストレンジに召喚され次元を超えたヴェノムは、、様々な次元から集められたスパイダーマン、キャプテン・アメリカ、ロケット・ラクーン、ゴーストライダーらヒーロー達と顔を合わせる…ヴェノム化したヒーロー達と!
異次元「ヴェノムバース」を舞台に、ヴェノム軍団の死闘が始まる!

【収録】VENOMVERSE #1-5

(C) 2025 MARVEL

[ブクログ · ★★★★★]

スパイダーバースが好評だったからか、まさかの並行世界のシンビオート化ヒーローが集まる作品に。
ビジュアル的なインパクトが強く、様々なヒーローがシンビオートをもし身に着けたら…という夢がかなうだけでなく、敵対勢力の「ポイズン」に関してもヒーローを元にしたデザインで遊びがあるといった始末。お祭りクロスオーバー作品らしさがとてもよかった。
ビジュアル面でのインパクト重視だからか、戦闘時の能力描写がいまいちわかりにくいのが難点。せっかく色々なヒーローを元にしているのだから、アクション面でもっとシンビオートらしさを出してほしかったかな。
シナリオ上の重要キャラが主人公である616ヴェノムだけでないところがポイント高い。誰なのかはぜひ読んでみて欲しい。