あらすじ
世界的に観光市場の成長が続く中、国内でも先行する欧米に学んだ観光DMOの設立が相次いでいる。この“日本版DMO”には、日本における観光地域づくりの舵取り役として関係者の熱い期待が寄せられている。【日本政策投資銀行地域企画チーム】が先進的な13の代表事例を読み解き、DMO設計・運営のポイントを説く。※ダイヤモンド社より配信されていた同タイトル作品と同じ内容になりますので重複購入にはご注意ください。
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Posted by ブクログ
妻が観光課だったが、自分は疎かったので。
正直そとから見ていると、観光課全般の仕事としては人脈づくりがメインなのかなと思っていた。
DMOとは営利、公益どちらにも振り切らない組織のかたち。
観光協会や株式会社など様々な形態を取りうる。
この本ではデータによる潮流の分析、とるべき組織のスタンスの考え方、事例が紹介されている。
結局DMOとはなんとも定義しにくい新しい概念であるが、うまく活用すれば地域の観光に極めて有効に働く。
逆にDMO作ろうぜ、から始まるとうまく行かなそうな感じである。
今の組織ではできないことを、DM Oを使えばできそうだというときに初めて機能すると思う。
また人的資源の重要性も指摘されている。
リーダーシップ、情報分析のスキル、型にはまらない柔軟性が個人ないし集団として備わっていてようやく成功事例につながると知った。