【感想・ネタバレ】男性解放批評序説 フェミニズム・トランスジェンダー・メンズリブのレビュー

あらすじ

男性特権にいかに向き合うか、「弱者男性」論は差別的か、自らの「痛み」を消さない男性学はあるか――。
著者が近年さまざまな媒体で発表した、フェミニズムやトランスジェンダー、そしてメンズリブなどジェンダーに関わる重要な考察を一冊にまとめた、著者初の男性学批評集。
加害と疎外が複雑に絡み合う「男性問題」のジレンマを、丁寧に解きほぐす一冊。

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Posted by ブクログ

杉田さんの新著を読んだ。
けっこう難しく、歯ごたえがあった。全部理解できている気がしない…。
杉田さんの著作は何冊かすでに読んでいるけれど、それらをひとつに集め、タイトルにもあるように男性を解放する道を作りつつ、男性を批評していくにはどうしたらいいかという苦悩が見て取れた
きっとシスジェンダーヘテロセクシュアルの男性の立場から、批評をしていくことやフェミニズムやトランスジェンダーに連帯をしていくことはきっと容易ではない
それでも連帯し、男性たちを解放するということを諦めたくないという志が感じられる1冊だったように思う
もう少し時間が経ってから再読したい

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2025年11月24日

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