あらすじ
[電子版限定描き下ろしつき]
「俺……先生が描きたい」
百合川への《特別な感情》を認めることができないまま、
卒業制作のテーマに行き詰まる陽介。
しかし、百合川のまっすぐな言葉に、彼をモデルに絵を描くことを決意する。
思い起こされる辛い過去の記憶
目を背けてきた自分自身の本当の気持ち
それぞれと向き合い、答えを出そうともがく陽介だったが
突然、周囲から百合川との関係を問われ……
自分を曝け出せない美大生×変人講師
不器用な二人のたどり着く先はーー
【描き下ろし】
コミックス描き下ろしイラスト&おまけ漫画
に加え
電子限定描き下ろし☆おまけマンガ1P
収録!
感情タグBEST3
「普通」ってくるしい
この作品のストーリー、キャラ、メッセージ性含めて全部良かった。
最後の展開は少しびっくりしたけれど謎解きのようになぜ茨木くんが人の頼みを断れないのか、自分の感情を拒絶するのかが全て分かってテンポがいい終わり方だった。ほんと2人とも素敵だし最後のイチャイチャが自然すぎていつまでもみていたい。
愛する人といつまでも楽しくアートに囲まれて暮らして欲しいです
Posted by ブクログ
自分を曝け出せない美大生、陽介と解剖学の変人講師、百合川とのお話。
帯によると、上巻は『自分を好きになれないままはじまる、恋の物語』で下巻は『自分を受け入れて結ばれる、愛の物語』だそうで、下巻に入り、陽介の過剰なまでの同性愛に対する反応、マイノリティの葛藤が何故なのかが見えてくると、帯のその言葉が作品をものすごく上手く表現した一文だなぁとしみじみと思う、そんな感じでした。
コミコミの小冊子に「じゃあ君が有名になればいい」と百合川が陽介に言う言葉があるのですが、そうなって繋がる未来、変化が見てみたいなぁ〜です。
陽介兄、百合川弟の紹介があったので、続編やスピンオフがあるということかな?
期待。