あらすじ
万博パビリオン、東急歌舞伎町タワーなど次々と話題の設計・デザインを手がけ、今、もっとも世界的に注目されている建築家による一書。自身の半生を辿るとともに、手がけた作品やプロジェクトにまつわる知られざるエピソードをドキュメンタリー的に綴る。独自のダイナミックな建築論、過去から現在、そして未来をつなげる都市論であると同時に、タブーを打ち破りながらプロフェッショナルであり続けるための仕事論としても役に立つ。著者をよく知る研究者や企業人が横顔を語る貴重なコラムも収録。
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Posted by ブクログ
自宅の近くに永山さん設計の近作が2つあることや、その中で講義をいただいたこと、また前職の同僚と永山さんの事務所さんが協働していたことなどから、永山さんのことを深く知りたいと思い手に取りました。毎回異なるアウトプットを出す永山さんの手法、頭を真っさらにして敷地から読み解いていく解き方。また途中で記述のある事務所を回すために自身ではなくスタッフを信頼して仕事を任せるようになったことなど、いずれも建築家として感銘を受ける姿勢ばかりでした。
Posted by ブクログ
自身の半生を気負いなく書いていて、建築に詳しくなくても楽しく読める。とはいえ彼女の建築や人生に対するスタンスがよく読み取れる。とても可愛らしい人だと思った。
コンテクストを読みとき深く想像すること、そのイメージを具現化するため技術も含め極限まで考え抜くこと。如何に自分こととして取り組めるか。
皆んなが諦めなかったことだけが実現する。
アートは自分の内側、建築のテーマは常に外側にある
リノベーションは背負い投げ
先日会社で講演を聞く機会があったがとてもチャーミングな人でした。とても歳上だと思えない。。
違和感や感動を言語化する。特にスケール感は大事にしている感覚だとのこと。