あらすじ
天狗への「毒餌」にされた私。でも現れた天狗は私を――?
上州(群馬県)の寒村に暮らしていた少女・紫乃。
貧しさのため身売りされるが、すんでのところを
陰陽師を名乗る竹野内に救われて、保護される。
ところが竹野内は、紫乃に「毒」を飲ませ続けて
人を食らう天狗への「毒餌」にしようと企んでいた!
絶望の底で山中に置き去りにされる紫乃…
だが現れた左京と名乗る純白の羽根を持つ天狗は彼女を――?
生贄少女と孤独な白天狗が織り成す明治浪漫奇譚、開幕!
感情タグBEST3
匿名
3
貧しい村で農家をしている両親と姉と弟二人で暮らしていた中村紫乃は父が病に倒れた母の治療費のために娘を売れという人買いと父が争っているところを見てしまい母のためになるならと吉原に売られることにした。
しかしその直前、陰陽師の竹野内という男の使いである野田という男に解放され竹野内の屋敷に保護されるも食事に毒を与えられ姉は衰弱してしまう。
そこで竹野内から聞かされたたくらみは天狗を倒すための毒餌として若い女性をさらって毒を盛っているということだった。
やむなく天狗のささげものにされてしまう紫乃だが左京という白い羽をはやした天狗の男に保護されて毒を清められる。
彼の周りには妖狐や座敷童がおり彼らは人間を嫌うはずなのになぜか紫乃はそうではないということに左京は驚く。
そして紫乃を斎賀家の者なのではと問いただすが紫乃の苗字を聞いて納得し…。