あらすじ
宿屋で一糸まとわぬ姿でエレナの隣に寝ていたのは、王家の尖兵として知られ《剣》と呼ばれる部隊の近衛騎士、シオン・フォセカだった。彼はエレナに向かって「お前は誰だ」と冷たい声で言い放つ。とある理由からシオンには昨夜の記憶がなかった。エレナはその場から逃げ去り、街である青年に助けられ都から遠く離れた屋敷で働かせてもらうことになる。だが、そこになんとシオンが現れ――。「お前は誰だ」繰り返される詰問。エレナの正体は第二王女で、ある能力があり、そしてシオンは彼女の護衛騎士だった。何も覚えていないシオン、そしてエレナの身に何が? 記憶を失っても何度も何度もエレナを求めようとするシオン、その恋を終わらせたいと願うエレナ――。
互いを思う気持ちが一途でピュアな王女と騎士の愛の逃避行ラブストーリー!
感情タグBEST3
話が難しい
キーワードは記憶だと思います。誰が覚えていて誰が忘れているのか。
ストーリーにはたくさんの人物が出てきてその人視点で話が進んでいきます。きちんと読んで理解してから進まないとわからなくなってしまいますが、謎解きみたいで面白かったです。
甘さは‥ほぼないです笑
主人公達とその後の話ももっと読みたいなと思いましたし、他の王女のストーリーも読んでみたいなと感じれた作品でした!
匿名
孤独なヒロインとヒロインを忘れてしまったヒーローの恋愛模様を主軸に、誰が裏切り者かというサスペンス要素もあって面白かった。
登場人物が全員怪しくてハラハラしつつ、なかなか進まない恋愛模様にも悶え、一気に読みました。