あらすじ
【電子限定特典として、 描き下ろし漫画(1P)が付きます】
友達だったのを僕が壊したんだ──
性行為を親に目撃されてから
疎遠になってしまった潤とミチル。
彼らは偶然、17歳の春に再会する。
やっと忘れられそうだったのに……
必死で逃げるミチルを潤が
初体験の時と同じ台詞で呼び止める。
なし崩し的に関係を続けるミチルは
潤にどうしようもなく惹かれていった。
けれど環境の違いやトラウマから
胸がどんどん苦しくなっていく。
「僕はこれ以上 君の人生に踏み込んじゃいけない」
だからこれで最後とミチルが決めても
潤はもうミチルを離してはくれなかった──
持て余した思春期と、初恋の再燃と。
心の第二次性徴を描いた若葉色ボーイズラブ。
※本作品は配信中の『サマー・ボーイ・ブルー』#1~#5を加筆修正し収録したものです。ご購入の際は予めご了承ください。
感情タグBEST3
匿名
空気感が凄い素敵なお話で、大好きな作品になりました。苦しい瞬間なのにそれが重すぎずすっと入ってきて、絵の余白がいろんなことを感じさせてくれました。大人になった二人の話も読みたいです。
Posted by ブクログ
エロ描写ほぼ無し、一度きりのセックスに青春を送った純愛BL
綺麗すぎるBLを読んだのは初めてかもしれない、いやこんなに未成年者のセックスをしかもBLでこんなに綺麗に描くのかと驚きました。
言っても信じてもらえないかもしれないけれど、エロくないんですね、眩しいんです。もう輝き溢れてました。他のBL作品が霞むのではないかとさえ思う。
ストーリーが文学的で、彼らの接吻を母親に見られてしまうというもの。それも教育熱心な相手の母親に…それから高校生になって夏が来た夏休みに再び彼と会ってしまうんです。トラウマになったあの日あの時のあの人のまま。そんな2人がどう交わるのかと想像できないあなたは是非読んでみてください。
逆にみなさんそんな人と恋人になれるのかと想像してみてください、純粋に人を愛することの難しさを感じるでしょ?
Posted by ブクログ
【・・・ミチル、もう一回言って・・・。好きって言って・・・(潤)】
エロス度★★
おやおやおやおや。初体験を親に目撃されて疎遠になった潤とミチルの再会・・・切なさがギュッと詰まっていて刺さりますね。
ミチルともう離れたくない潤からのアプローチやトラウマに苦しみダメだと自分に言い聞かせながらも潤と過ごす時間を選んでしまうミチルの心情がたまりません。
未熟な青い果実で自分の中にある想いに振り回されすれ違いながらも潤とミチルがお互いを強く求め合う姿が切なくて刺さり、初体験の失敗から遠回りしてやっと結ばれる展開は胸熱。
欠けていたピースがハマり、幸せ溢れる2人の姿が素晴らしい。
匿名
若葉色ボーイズラブ
若葉色ボーイズラブってコピー秀逸ですね。
親のこと、将来のことなど青少年の恋愛の心模様のヒリついた感情表現が素晴らしかったです。